旅人になりたい

鹿児島の西日本最南端の西大山駅で開聞岳を見、宮崎青島の黄色いポストへ絵葉書を投函した思い出から始まる。

バリケンという鳥

蟻さんは働き者 - YouTube 動画を撮ってみました 笑 見たことも無い珍しい鳥が住み着いている。天気が良いので池の淵を歩いていると日向ぼっこしていた2羽の鳥。 バリケンと言う珍しい名前らしい。ここに住み着いたのか疑問だったが、パンくずで餌付けして…

桜島フェリーのうどん

桜島と鹿児島市内を往来するフェリー船上で食べるうどんが人気です。食べることは旅の楽しみでもある。薩摩揚げと油揚げを添えて、関西風味の出汁が旨い。桜島フェリーなら片道15分位だから、急いで食べなければいけない。猫舌の人には厄介な短時間でしょう…

案山子のファミリー

たつの市御津町の綾部山の観梅は有名です。 春めいてきた2月のある日、花見をしようと山へ歩いていたら、裾野に菜の花畑がありました。のどかな風景は春らんまんです。そこでは農家の家族がお茶を飲んで休憩していた。 挨拶しようと近づいてみると、何と人…

広島・呉へ行きたい

呉の大和ミュージアムへ行った時の写真 第2次世界大戦後の4年目に生まれた私。 戦争を知らない子供たちです。 しかし、子供の頃は食卓を囲むと父が毎日のように、飽きもせず 戦争体験を語ってくれたので海軍の大体の事は想像できる。 訓練、食事など船上で…

播磨 聖徳太子の鶴林寺

近場で 心清めて 春の歴史旅 兵庫県加古川市2014-05-09 の事です 聖徳太子の鶴林寺 正面 播磨の国・加古川に聖徳太子ゆかりの「鶴林寺」があります。本堂と太子堂が国宝、美術品など18件が重要文化財に指定されています。境内も広く、太古からの様々な建築…

須磨寺 平敦盛に会いに

何年か前の記憶をたどります↓ 播州路に涼しい秋がやってきました。 あちこちで祭りのお囃子が聞こえています。 でもまだ、昼間の太陽は頭が焼けそうに熱い。 妻を誘って須磨寺を散策したあの日。 もう一度、一緒に歩きたいが、叶わぬ夢のあと。 山陽電車の須…

平清盛の足跡を辿った日

何年か前の記憶をたどります↓ 2012-11-05 NHKの大河ドラマ・平清盛が放映されている晩秋の事。 ラジオ関西のパーソナリティ・桂春蝶さんと美人の塩田えみアナウンサー企画による2000人ウオークラリーに参加してみた。二人の会話はテンポ良く歯切れが良い…

鞆の浦の鯛網漁

ある年の5月5日、福山市の鞆の浦へ行った。 鞆の浦に約380年も伝わる伝統漁法・鯛網を見るためです。 これは鞆の浦の初夏の風物詩となっている。 鯛は産卵のため、波穏やかな鞆の浦沖へとやってくる。江戸時代初期までは陸地よりの地引網漁法だったが、 現…

日本のエーゲ海 牛窓

その澄んだブルーの景色は、まるでエーゲ海といわれる由縁だ。 その日は国道2号線の備前を左折 南下して、 赤穂からも近い「日生」に立ち寄り、新鮮な魚介を見学した。 市場の賑やかな雰囲気が好きだ。 何度行っても楽しい日生の五味の市。 では、無料の岡山…

忠臣蔵の赤穂でござる

赤穂へは何度も訪れているが、行く度に新しい発見がある。 その日は12月14日で「赤穂義士祭」パレードの日だった。 朝から赤穂城へのメイン通りは超満員の人出。 JR赤穂駅前では観光客に甘酒を振舞っている。 寒い朝だったので嬉しいおもてなし。 ほっと暖…

無人の赤穂線でウリ坊が

カキオコでお腹が満腹になったところで、辺りを散歩。 近くにあるJRの無人駅赤穂線「寒河」。そごうではありませんよ。寒い河と書いている赤穂線の「そうご駅」久々にローカルな雰囲気の駅を発見。 緑深い山並みの裾を2両のオレンジ列車がこちらへ向かってく…

備前日生で牡蠣お好み焼き

2012年秋の頃。 国道250号線をドライブしながら、美味しさ求めて西へ西へ。 赤穂のひとつ西の田舎町は、岡山県になっていた。牡蠣お好み焼きが人気のお店「タマちゃん」があった。 B1グランプリin姫路 で入賞した店。 国道250号線で、よそ見してると通過してし…

相生湾のペーロン大会

季節は春、もう一度行きたい国道250号線の瀬戸内コース。 兵庫県姫路市から西へ西へと車は走る♪ 海岸にキラキラ光るさざ波を横目に「相生湾」に到着。 道の駅は沢山の人で混雑している。 道の駅の造りは、中国の色濃い雰囲気がある。 ペーロンは昔、中国から長…

瀬戸内海 牡蠣三昧の店

室津の町の歴史巡りを終えたら、次は海岸沿いに相生方面へ。 崖下は海、その大浦海岸で足を止めた。 冬場なら、途中に幟が見える牡蠣の食事処「住栄丸」立ち寄りたい。 1月から3月は牡蠣が美味しく食べられる。 そこの女将は同級生なので、友人や趣味の団体客…

朝鮮通信使も寄港した室津

たつの市御津町巡りは、歴史の町・室津へ。 潮待ち 風待ちの港・室津 713年播磨国風土記には、このように書かれている。「此の泊 風を防ぐこと 室の如し 故に因りて名を為す」と記されているように、三方を山に囲まれ、古来より天然の良港として有名だった。 h…

室津海岸七曲り 道の駅みつ

新舞子・綾部山を出発して、国道250号線を西方面の海岸線を走る。人は海を見ると何故だか感嘆の声を発する。ふだん見ている自然でも、それ以上に素晴らしい景色だということかな。平清盛の時代から歴史に登場する漁港・室津へ続く道の「七曲り海岸」だ。七曲…

潮騒の新舞子浜と綾部山梅林

赤とんぼ ♪ のたつの市 兵庫県たつの市は南北に長い。 最南端「御津町の海岸」へ出ると楽しみ方も色々とある。姫路市から揖保川を越えて、海岸沿いの国道250号線を 西へ向けてドライブするのは、四季折々に変化があって面白いと思う。 清流の揖保川を西へ跨…

♪赤とんぼが流れる街 龍野

古いアルバムをめくると、懐かしい故郷の写真があった。自然の景色が多い兵庫県揖保郡御津町で 終戦の4年後に生まれた。高校生の頃に自転車で通った揖保川沿いの田園景色が懐かしい。 懐かしいのは年齢を重ねすぎたからなのでしょう。 その古いアルバムから…

紀州への旅

大阪から和歌山の 国道42号線を走り、 途中休憩で立ち寄った道の駅・志原海岸。 和歌山県南部に位置する白浜町日置川辺りは、海と山と川に囲まれた自然の豊かなところだった。全国的にも名高い紀州備長炭と日置川のアユが町の特産物らしい。 ややのんびりと…

和歌山有田でみかん・柿狩り

ある年の勤労感謝の日でした。 少し寒い風が吹いて、旅日和りでもなかったけど、 和歌山の有田でみかん狩りを楽しみました。 駐車してから、みかん山畑まで徒歩5分の道を歩く。 生産者のお姉さんが、甘いみかんの見分け方を教えてくれます。 枝が傷まないよ…

安珍と清姫の悲恋物語「道成寺」

ある晩秋の日に和歌山の道成寺を訪れた。 そこには道成寺を舞台にする「安珍と清姫の悲恋物語」がありました。 道成寺物として能楽、人形浄瑠璃、歌舞伎などで伝えられたという。 安珍清姫の悲恋物語寺の創建から230年経った、延長6年の物語。物語は参拝の途中…

現代アートの「直島」は面白い

香川県の「直島(なおしま)」をご存知でしょうか? 神社仏閣派や歴史探訪派、美食と絶景スポット派など 旅にはいろんなジャンルがありますが、 現代アート巡りも楽しいものですね。 直島へは岡山県側の宇野港からフェリーで20分ほどで到着します。 (香川…

二見浦の夫婦岩と鳥羽

お伊勢参りは、まず先に二見浦の夫婦岩を訪れて、 心身を清めてから伊勢神宮へ参詣するのが正しいらしい。 日の出の夫婦岩の風景は神々しいが、15時過ぎの夫婦岩は、そんなロマンも感じにくい。それでも、岩のはるか向こうには、西の方から差す太陽の光が水…

伊勢神宮へお参りしたら「おかげ横丁」へも

観光客でごった返す「おかげ横丁」とは、伊勢神宮・内宮前で栄えるおはらい町のこと。 宇治橋から五十鈴川に沿って続くおよそ800mの美しい石畳の通りには、お伊勢さん特有の切妻・入母屋・妻入り様式の町並みが軒を連ねている。 通りには沢山の土産物店・飲…

神宮式年遷宮の記憶・伊勢参り

伊勢巡り(第62回神宮式年遷宮)外宮編2013-11-25 (平成25年)のことです。 早朝、私たちは車で阪神高速道路を伊勢路へと向かう。朝靄のかかった大阪の中心地「御堂筋」を見下ろしながら走る。 左側には紅葉に包まれた大阪城が見える。 今日の目的は伊勢参…

味のふる里丹波篠山紀行

秋も深まり、紅葉が映える頃、兵庫県の丹波笹山市へドライブした。 先年、丹波市と篠山市が合併し「丹波篠山市」となった。産物のブランド価値を上げるのが一番の理由だったらしい。確かに魅力のある産物が多い。 江戸時代より丹波地方の中心として栄えた篠…

秀吉の播州三木城攻め

2017.10のことです。 羽柴秀吉の 播磨・三木城攻めの時の様子を見てきました。歴史に詳しいお方なら ご存知かと思います。 兵庫・三木市の古城跡に立ってみました。信長方の羽柴秀吉、その軍師である竹中半兵衛、黒田官兵衛、 当時の播州の盟主・別所長治な…

姫路城は 何度訪れても新発見

姫路城は「不戦の城」だ。 優れた防御力で「難攻不落」とされた姫路城。要塞として本来の役割を発揮する機会はなかったが、 それは、徳川幕府の平和な時代の恩恵でもある。太平洋戦争では、アメリカ軍の空襲からも奇跡的に焼け残った。今、世界遺産・国宝姫…

姫路城の石垣巡りは面白い

2017-04-29 の事を思い出して書いている。 ★ちなみに世界遺産・国宝姫路城は2015.4.9に改修を終えて完成した 姫路城の石垣積み技法の歴史を知りたいと思いつきました。城内へ足を踏み入れず、外から城壁をぐるりと回ってみよう。三の丸の芝生広場から天守の…

江戸時代の姫路城下を散策

2017-04-29の事を思い出している。 日差しが強くなった新緑の春だった。姫路城の外濠跡から中濠、内濠へと歩く。江戸時代の様相とは全く違うが、当時の町並みや道筋がわかった。太平洋戦争で空襲を受け、町が消えても姫路城は奇跡的に残った。 その城をいた…