旅人になりたい

鹿児島の西日本最南端の西大山駅で開聞岳を見、宮崎青島の黄色いポストへ絵葉書を投函した思い出から始まる。

日南海岸にそびえるモアイ像

 ★2018.4.8の旅を思い出している

 

f:id:tabibitokun:20180420114416j:plain日南海岸は見どころが多い。

鵜戸神宮を訪れた際、少し北上して立ち寄った所は、

太陽と南洋のパーク「サンメッセ日南」のモアイ像。

その敷地内では放牧しているジャージー種の牛が草を食んでいた。

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太陽をさんさんと浴びて大自然の中にある放牧地

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丘を登ってみると神秘と対話できる風景が現れた。

なんだこれは・・

心と体が、一瞬に地球の一部へと吸い込まれていく。

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ラウンドカーに乗り丘の上部まで登ると空気が美味しい。

太平洋の彼方まで、イースター島まで見えるような感じ。

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恋人たちの丘では、作家が作ったカラフルな造形の人形が座っている。

その横へ恋人たちが座って、ゆったりと時間を過ごすのだという。

モアイ像の周りには、蝶の楽園、地球感謝の鐘、太陽の階段、天空の塔、

太陽の丘蝶の地上絵、ユネスコ世界遺産展示、動物舎、ウエルカムプラザがある。

 

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どれほど大きいのかと傍で記念撮影をする人が多い。

若い女性たちはモデルになったようにポーズを決め、インスタバエを狙う。

 

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モアイの「モ」は未来 「アイ」は生きる。 未来にいきる

7体の像には意味がある。

右から1番目:学力アップ 2番目:金運 3番目:結婚運 4番目:夢叶う

5番目:恋愛運 6番目:健康運 左端:仕事運

若い女性は、それぞれにタッチしたり、記念撮影したり楽しんでいた。

 

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ちなみに南米のイースター島とは、この位置にある。↑

オランダ人が発見したことによりイースター島と名付けられたという。

発見したといっても以前から人が住んでいたのだろう。

現地の人は昔からの呼び名でラバヌイ=大きな島と呼んでいるらしい。

ちなみに本場では15体のモアイ像が完全修復されている。

 

なぜ、南米イースター島のモアイが完全復刻で日南海岸に建てられたのか?

この地は、昭和44年に京都の財団法人「一燈園」の青年たちが牧場を作って

和牛の生産を行っていたそうだ。しかし、昭和62年に閉牧した。

その後、地元の村おこしの要請を受けて、昭和8年4月に村おこしと

地球の平和を願いサンメッセ日南を設立したという。

 

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外国人の観光客も多い。

昭和30年代の昔なら、新婚旅行のメッカだった宮崎。

日南海岸も静かに変わってきたようだ。

でも、この爽やかな空気は、ここでしか味わえないので、

絶対におすすめしたいコースだ。

 

★車でしばらく北上すると、道の駅フェニックスや青島、宮崎市方面になる。