日南海岸にそびえるモアイ像
★2018.4.8の旅を思い出している
日南海岸は見どころが多い。
鵜戸神宮を訪れた際、少し北上して立ち寄った所は、
太陽と南洋のパーク「サンメッセ日南」のモアイ像。
その敷地内では放牧しているジャージー種の牛が草を食んでいた。
太陽をさんさんと浴びて大自然の中にある放牧地
丘を登ってみると神秘と対話できる風景が現れた。
なんだこれは・・
心と体が、一瞬に地球の一部へと吸い込まれていく。
ラウンドカーに乗り丘の上部まで登ると空気が美味しい。
太平洋の彼方まで、イースター島まで見えるような感じ。
恋人たちの丘では、作家が作ったカラフルな造形の人形が座っている。
その横へ恋人たちが座って、ゆったりと時間を過ごすのだという。
モアイ像の周りには、蝶の楽園、地球感謝の鐘、太陽の階段、天空の塔、
太陽の丘蝶の地上絵、ユネスコ世界遺産展示、動物舎、ウエルカムプラザがある。
どれほど大きいのかと傍で記念撮影をする人が多い。
若い女性たちはモデルになったようにポーズを決め、インスタバエを狙う。
モアイの「モ」は未来 「アイ」は生きる。 未来にいきる
7体の像には意味がある。
右から1番目:学力アップ 2番目:金運 3番目:結婚運 4番目:夢叶う
5番目:恋愛運 6番目:健康運 左端:仕事運
若い女性は、それぞれにタッチしたり、記念撮影したり楽しんでいた。
ちなみに南米のイースター島とは、この位置にある。↑
オランダ人が発見したことによりイースター島と名付けられたという。
発見したといっても以前から人が住んでいたのだろう。
現地の人は昔からの呼び名でラバヌイ=大きな島と呼んでいるらしい。
ちなみに本場では15体のモアイ像が完全修復されている。
なぜ、南米イースター島のモアイが完全復刻で日南海岸に建てられたのか?
この地は、昭和44年に京都の財団法人「一燈園」の青年たちが牧場を作って
和牛の生産を行っていたそうだ。しかし、昭和62年に閉牧した。
その後、地元の村おこしの要請を受けて、昭和8年4月に村おこしと
地球の平和を願いサンメッセ日南を設立したという。
外国人の観光客も多い。
昭和30年代の昔なら、新婚旅行のメッカだった宮崎。
日南海岸も静かに変わってきたようだ。
でも、この爽やかな空気は、ここでしか味わえないので、
絶対におすすめしたいコースだ。
★車でしばらく北上すると、道の駅フェニックスや青島、宮崎市方面になる。