霧島高原まほろばの里
足湯で疲れを取りながら食べた温泉たまごの味を思い出しながら
再びハンドル握り先へ進む。
まだここは高原の位置になる。
坂本竜馬も新婚旅行で訪れたであろうこの道。
魂をゆさぶられるほどきれいな霧島の風景を見る。
日本ジオパークに認定されているエリアとあって、
道行く先々に見たいところが沢山あり、なかなか先へ進めない。
fot:15.3.29
まほろばの里の看板を見たので右折して上へ登る。
レーシングカート、グラウンドゴルフ場、天然芝スキー場などの
スポーツ施設や陶芸体験、ガラス工芸体験など多種多様な施設がある。
天然芝スキー場では、子供たちがソリにまたがり、
坂を下ってスリルを楽しむように遊んでいる。
いいな、若いって。
fot:15.3.29
天然芝スキー場などの道具の用意も沢山準備されている。
ここへ子供を連れてくると、一日中は遊べそうだ。
見てください、陶芸体験、ガラス工芸体験などの入り口には、
まるで信楽の里へ来たように 狸の焼き物が並んでいる。
それぞれがユニークな顔をしている。
ちょうどタイミングがよく芝桜が満開だった。
九州最大級約250,000株の芝桜園「芝桜の丘」のオープン日。
223号線を走り、(山下りという感じ)「隼人」方面へ。
早く山を下らないと目的地までには、夕方になってしまいそう。
でも、欲張って まだまだ見物したいところがある。
★この途中には坂本龍馬が入浴した温泉がある(今度書こう)
鹿児島神宮の大鳥居の前で駐車して本殿へ上る。
初めて訪れた昭和52年の6月は梅雨時でじめじめした気候だった。
境内の隅で飼育していた白馬を見たのが懐かしい。
馬房は何年も過ぎて、今では廃墟と化している。
境内の桜が満開で華やかさを添えてくれたが、
建築物は老朽化して色あせ、霧島神宮のような鮮やかさはなかった。
よく調べてみると大隅地方の一ノ宮とされる神社とわかりました。
全国正八幡の本宮でもあるというから歴史と由緒を感じさせる。
fot:15.3.29
ヒコホホデミノミコト(山幸彦)とその御姫・豊玉姫を主神とし
漆塗りの現神殿は宝暦6年(1756)、島津重年公により再建され、
本殿は木造建築では日本一の広さだということだ。
また、鹿児島神宮に伝わる文書(もんじょ)は
昭和62年3月16日に県の登録有形文化財(古文書)に指定され、
本殿・拝殿・勅使殿は平成2年3月23日に
県の登録有形文化財(建造物)に指定された。
御神馬を先頭に鈴かけ馬が踊る初午祭は全国的に有名な神社。
先ほども書いたが、馬房に白馬は飼育されていなかったので残念。
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★テレビでもしばしば取り上げられる鹿児島の巨大スーパーマーケット
「AZスーパーセンター」は海岸沿いにある。
市内から離れた悪条件の立地で、かつ効率の悪い品揃えにもかかわらず、
よく売れているのは、無駄を抑え、
究極の低コスト経営を実践しているから。
店名はAからZまで何でも揃う店という社長の哲学があるようだ。
風呂釜やだるま、車も販売されている。
お客さんの要望を聞いていたら、何もかも揃ってしまったようだ。
店の横幅が200m、奥行き100mの巨大スーパーに度胆を抜かれる。
さ、夕刻が迫ってきたので、急いで桜島を抜けて、
大隅半島方面へGO!
↑今回の旅コースは3回に渡り霧島編だった