宮崎/道の駅 酒谷・飫肥城・油津港
★鹿児島から宮崎日南海岸へ
国道269号線沿いの弥五郎伝説の里を見学したら次へGO!
右方向の222号線へ入り宮崎・日南市油津漁港を目指す。
その途中に飫肥城があり、見学して油津漁港へ出るコースを選ぶ。
▲夏の田んぼは青々とした稲が実っている。(画像は拝借したもの)
しばらく車で走ると車窓の向こうに田園風景が見えてきた。
この辺りは日本の棚田100選に選ばれた「坂本棚田」がある。
この時、稲刈りのシーズンで家族総出で忙しそうだった。
途中に「道の駅・酒谷」へ寄り道して遅い昼食。
fot:16.10.
道の駅 酒谷
〒889-2512 宮崎県日南市酒谷甲
お食事処「せせらぎの里」
店の周りにはお年寄りが揃いの法被を着て腰掛けて話している。
ボランティアの人にしては案内もしてくれない。
お暇な老人が集まっての井戸端会議かな。
そこが田舎らしい(笑)
時計の文字盤が面白い。
古いメニュー札と新デザインの時計のミスマッチングも面白い。
たまご丼でお腹がパンパン。
夜までに運動しておかないと困ったことになりそう。
この頃は、プロ野球のクライマックスシリーズで盛り上がっていた。
宮崎にも広島カープと西武ライオンズの後援会というか応援団があるのかな。
道の駅というのは、ドライブで疲れた体をリフレッシュできる最適な所だね。
この道を選んで正解だったよ。
緑豊かな山々、綺麗な渓谷があり、
心和む風景が見られてよかったなぁと思う。
飫肥には、歴史のある武家屋敷や、昔の風情が残る町に飫肥城がある。
歴史ある城下町の飫肥城を再び訪れて少しの時間ながら散策。
小柳ルミ子が歌った 私の城下町♪・・ がよく似合いそう。
ここは九州の小京都と呼ばれ、建築物など昔の名残が美しい街。
鎌倉時代に曽我物語に登場する工藤祐経という武将がいたそうだ。
祐経は、源頼朝より日向国をはじめとして全国各地に所領を与えられ、
伊豆国伊東の地に居住したという。
その子である祐時は姓を伊東と改姓し、6代伊東祐持のとき、
代々都於郡城を居城にその勢力を拡大し、1
日向国内に覇権を樹立。
しかし、天正5年(1577年)島津氏に敗れて豊後国に落ちたようだ。
その後伊東氏が大名として復活するのは、
豊臣秀吉に仕えた義祐の子・祐兵が、
以降280年余、飫肥藩(五万一千石)を伊東氏14代で治めたという。
その当時のきれいなお城と城下が残っている。
飫肥城歴史資料館
やっと油津へ到着。
昔は大変栄えた漁港で歴史のある有名な所だ。
現在はプロ野球・広島カープのキャンプ地として街を上げて応援している。
天福球場↓ (画像は拝借したもの)
(画像は拝借したもの)
広渡川河口から油津港を結ぶ「堀川運河」は、
飫肥藩が飫肥杉の運搬を効率的に行うためにつくられた運河らしい。
1686年に飫肥藩主伊東祐実(すけざね)の命により
二十八ケ月の歳月をかけ完成したらしい。
平成4年には、堀川運河に架かる堀川橋を舞台に
映画「男はつらいよ寅次郎の青春」が撮影された。
髪結いの亭主におさまった寅さんの笑顔が思い出される
戦時中、代用食として魚のすり身と片栗粉でうどんを作っていたそうだ。
戦後、すっかり忘れられていた懐かしい味を再現したうどん。
現地では食べる時間も無かったので、検索して画像も拝借している。
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油津から日南海岸に出たので、宮崎市内を目指して運転して行こう