秋は姫路灘のけんか祭り
妻鹿の街を歩けば黒田官兵衛に関わる物が多い。
姫路市白浜町の「松原八幡神社」で行われる秋季例祭は、
灘のけんか祭りと呼ばれ数万人の観客が押し寄せる。
毎年、10月14日と15日と決まっているので観光には予定しやすい。
神輿練りのほか、絢爛たる屋台を盛大に練り競う勇壮豪華な
屋台練りが人気を呼び、海外にまで知られるようになっている。
まだ見ていない人にはおすすめの秋祭りだと思う。
fot:2014.5.15
地域の文化財ともいえる衣装保存蔵&屋台蔵
秋期例祭まで大切に保管されている屋台は綺麗だ
秋祭りが終わったとたんに、来年の祭りが始まっているなどと言われる。
祭りを行うには長い期間が必要だという意味なのだが、
地元の人の祭りへの熱い思いと誇りが感じられる。
忙しい中、妻鹿地区の屋台保存会の人に熱い説明を受ける。
普通は予約が必要なのだが貴重な時間を与えて頂き、
誰にも簡単には聞けない内容に感謝を申し上げる。
黒田官兵衛の刺繍を施した豪華な布の飾り物。
官兵衛初陣の様子を描いた刺繍。
彫り物も素晴らしい。
時代ごとに使用された道具や資料が保存されている。
こんなにじっくり見られて、しかも説明付きなので貴重な体験。
保存会のみなさん、有難うございました。
こんな機会は二度と無いと思う。
全国の人にも聞かせてあげたい、見せてあげたい、伝えたい。