平成の大修理前の姫路城
国宝・姫路城が大改修される前に見ておこうと足を運んだ記憶。
改修前の屋根瓦や白壁は黒く汚れているが、それもまた重みがあっていい。
姫路城は2010年から平成の大修理に入るので全体像が見られなくなる。
fot:2009.11.7
姫山・鷺山(城山)への入口を固める櫓門で、菱の門と呼ぶ。
門の正面には蔀(しとみ)となる石垣と土塀があり、枡形構造になっている。
菱の門の名称は、鏡柱上部の冠木に木製の花菱が飾られていることに由来。
鏡柱は1本の太い角柱のように見えるが、実は板で覆った集成材のようなもので、板の合端を隠すために筋金具を打ちつけている。
2階の正面には黒漆に飾り金具がついた火灯窓・武者窓が配置されている 菱の門では忍者がお相手をしてくれる。
菱の門をくぐり右に天守閣を仰ぐことができる。
見慣れた正面からの国宝姫路城とは違い南西の方角から見ると
これもまた美しいフォルムだと思う。
天守閣の真下から見上げてみた。
少し角度を変えると様々な形が見られるので面白いお城だ。
天守閣から眺める景色はいいものだ。渡り廊下と千姫御殿が見える。
しかし、天守閣までの階段を登ると疲れが増してくる。
広いお城の造りを見るのは楽しくて飽きないが、
足が・・ お腹もすいてくるのは仕方がないかな。
江戸初期の初代藩主・池田輝政の居館があった場所らしい。
画家好みや映画ロケの絶好の場所とされているスポットが多い。
攻め込んだら突き当りのような造り
白壁の鉄砲間から覗くと面白い景色が発見できる
苔むした石垣の向こうにお城の白壁が見える
歴代当主の瓦紋
角度を変えて見る姫路城再発見、どこから見ても美しい城だこと。
国宝であり世界遺産といえるのは紛れもない
最後に外から眺めた正面の姫路城。
はの屋形 ろの屋形などからも見える。
昔の家老屋敷跡は土産屋になっていて外国人なども多く賑やかだった。
歩き疲れて最後にちょっと覗いてみるのもいいかも。