姫路城で最後の観桜会
2010.4.3の写真を眺めながら思い出している。
2010.4.3の事です。
お城は これから長い月日をかけて、漆喰の修復にかかることになる。
三の丸広場で最後の観桜会が行われた。
★ちなみに世界遺産の国宝・姫路城は、改修後2015.4.9に完成の予定。
姫路城お花見太鼓が披露され、空気を震わす心地よい音が鳴っていた。
姫路市の太鼓打ちの会がたくさんあるのには驚いた。
屋根は漆喰にカビが生えて黒くなっているが、それが重厚ささえ感じる。
クレーンを立て、すでに平成の大修理の準備が始まっていた。
改修が完了するのは 2015.4.9 の予定。
見納めに寂しい感情が溢れてきたことを思い出す。
当時、姫路城の瓦に名前を刻みませんか? という企画があった。
姫路城「平成の大修理」に3万円以上寄付すれば、
抽選で大天守の瓦に名前を記入できることを知ってもらおうと、
姫路市が入城口近くの仮事務所で瓦2枚の見本展示を始めた。
今回の修理では、約8万枚に上るとみられる大天守の瓦をふき直す。
1枚の重さは平瓦4・5キロ、丸瓦3・6キロ。
ほかに鯱や鬼瓦などを含めると、39種類あるという。
一枚一枚丹念にたたいて、瓦の割れやひびの有無を調べ、
使える瓦は再度利用する。記名できるのは、新たに取り換える瓦で、
事前調査の結果、1千枚程度と予測されている。