旅人になりたい

鹿児島の西日本最南端の西大山駅で開聞岳を見、宮崎青島の黄色いポストへ絵葉書を投函した思い出から始まる。

味のふる里丹波篠山紀行

秋も深まり、紅葉が映える頃、兵庫県丹波笹山市へドライブした。
先年、丹波市篠山市が合併し「丹波篠山市」となった。
産物のブランド価値を上げるのが一番の理由だったらしい。
確かに魅力のある産物が多い。
 

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江戸時代より丹波地方の中心として栄えた篠山の町並みは、
城下町独特の文化を感じさせる見どころが集まっている。
城跡とその周辺ものんびりと散策した。
しかし、今回は時間の都合で、お土産とか、食べ物中心で
街並みを見て回るというだけの散策の感が強い。
 

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★見どころ
丹波笹山は、歴史ある寺院、アウトドアスポットなどが点在している。
今でも古い町並が残る篠山の城下町は特に味がある。
徒士武家屋敷群、河原町妻入商家群など見どころが多いが、
どちらも山の幸が豊富なエリアだ。
静かな時間が流れる篠山の城下町には
懐かしい雰囲気の古民家を利用した店が多い。
 

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商店街を歩いて行くと、美味しいものが店頭に並んでいる。
焼き上がった香ばしい栗の香りが広がる。

山の幸、今の季節にタイムリーなビッ栗。

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いらっしゃ~い 焼き栗だよ~
試食で一粒貰うと、口の中に栗の美味しさがひろがった。
これが丹波篠山の栗の味なんだな。
 
丹波の黒豆

f:id:tabibitokun:20191203165746j:plain全国に知られる黒豆は人気者で、飛ぶように売れている。

早めに収穫すれば実は緑色。
遅くに収穫すれば黒くなる。
大きくてとても旨い。
丹波笹山の豆はオンリーワンの存在感がありますね。
 
田んぼに枯れて残された背の低い黒豆の木。
私が家庭菜園で収穫した黒豆の木は、
胸くらいまで高く伸びていたので不思議だ。
種類が違うか、自然環境の差なのかと疑問だったが、
山間で霧がかかる朝夕の気温差が黒豆に影響するらしい。
な~るほど~、と頷ける。
 

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★お土産にいいな
お菓子類では、黒豆せんべいが美味しいと思う。
卵をふんだんに使っているのか、甘味があって口が休めない。
このせんべいは、コーヒーや茶の友として外せない、やめられない。

篠山へ来ると豆づくしの感じがする^^.

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丹波」という名前が、産物にとってのブランドなのかな。
先年、丹波市篠山市が合併し「丹波篠山市」となったのは頷ける。
美味しい代名詞でもあるのかな。
 
★お土産品の大正ロマン

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ロマンティックな建築の土産店では、人だかりになっている。
 
 ★空から猪が

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なんと~ 猪がビルの上から覗いている!
いまにも襲いかかってきそうな大きな猪!
誰かが言った。
捕まえて ぼたん鍋にしてしまおう!
よく見れば、ぼたん鍋屋さんの看板だった。
笑いのネタも転がっている街なんだな。
 
★最高の季節だから観光客は多い

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とある場所では、観光バスが連なっていて、食事処は大盛況。
松茸の漢字には釣られやすいからね。
どこに松茸が見える・・

松茸10品づくしに誘われて・・
黒毛和牛すき焼き
焼き松茸
松茸土瓶蒸し
松茸そば
松茸の煮物
松茸茶碗蒸し
松茸と海老の天麩羅
松茸ごはん食べ放題
松茸昆布
黒豆煮
みんな 満足して帰ったのかな。
 
篠山城の石垣は、古い時代の 野面積みという工法

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武将の装束を身につけた人がいると、お城が引き立ちます。

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天守と言うのでは無く、館だったのだろう。

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城内は結構広い。城からの眺めもなかなかいいもんだ。

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★帰路、でかんしょ街道で休憩

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★帰路、小野市方面へ向かうと「でかんしょ街道」を通ることになる。
ここは、その山間部にある小さな道の駅のような売店
温泉もあり、のどかな憩いの故郷でもある。

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丹波篠山のシンボルは、猪が相応しいかも?

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銀杏も店頭に並ぶ

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地元のお酒も 丹波焼きも有名なんやね。
やはり、丹波篠山は美味しい里なんだね。
また行きたい丹波篠山