旅は恋人

宮崎青島の黄色いポストから、あの人に絵葉書を出した。次は何処から出せるだろう。

♪赤とんぼが流れる街 龍野

昭和の古いアルバムをめくっていると、故郷の懐かしい写真があった。
昭和の香りが濃く、自然が多い旧揖保郡御津町私は生まれた。
高校生の頃に自転車で通った田舎の田園景色を思い浮かべている。

f:id:tabibitokun:20200511153557j:plain

アルバムから ♪赤とんぼが飛び出してきた。
時代は平成に変わり、龍野市と御津町の合併により、
ひらがな表記の新しい「たつの市」が誕生した。
隣の太子町だけは参加せず「たつの市」の地図を分断している。
たつの市は 童謡「赤とんぼ」の曲として有名であり、
詩を書いた三木露風の里でもある。
 

f:id:tabibitokun:20200511165533j:plain

江戸時代は龍野藩五万三千石の城下町 龍野伝統的建造物群保存地区
 

f:id:tabibitokun:20200511165406j:plain

寺院、浦川、醤油蔵などがあり、白壁が似合う城下町の情緒が残っている。
 

f:id:tabibitokun:20200511165907j:plain

うすくち龍野しょうゆ資料館    しょうゆ蔵の展示

f:id:tabibitokun:20200511170005j:plain


f:id:tabibitokun:20200511165240j:plain 武家屋敷資料館を訪問する人多し

f:id:tabibitokun:20200511161822j:plain

西の小京都と呼ばれる龍野、四季の美しさが感じられる地だ。
忠臣蔵で知られる 赤穂城開け渡しに立ち会った脇坂藩の城がある。
その城は鶏籠山(けいろうさん)の山城と、
山麓平山城とのニ期に分かれる。
山城は約500年前赤松村秀によって築かれ、
現在の平山城は寛文12年に信州飯田から脇坂安政公が移って
築城したとされている。
 
f:id:tabibitokun:20200511161908j:plain
春は特別に華やかな色合いをみせる
歴史のある静かな所で 一年を通して観光客が絶えない。
 

f:id:tabibitokun:20200511173501j:plain

f:id:tabibitokun:20200511173547j:plain

f:id:tabibitokun:20200511173618j:plain

龍野橋から北へ・・朝日橋から見る鶏籠山
山河秀麗その上に 光輝く日月星 ああ 永遠によき天地♪
 
 ♪
春は桜の花の咲き
夏は川辺の蛍狩り
秋はもみじの美しく
冬は白雪 いと清し
詩:北原白秋/母校の校歌だった♪
 

f:id:tabibitokun:20200511174421j:plain

秋の気配を感じると、赤とんが悠々と空を泳ぐ。
誰もが知っている懐かしい曲「赤とんぼ」を口ずさんでしまう。
秋、なぜか切なくなってしまうのは何故だろう。
しかし、15で姉やが嫁にゆき・・♪ 
などの言葉は 現代では馴染まない言葉になっている。
次第に教科書から外れたのは、時代の変化なのだろう。
 

f:id:tabibitokun:20200511163527j:plain 若き頃の三木露風

f:id:tabibitokun:20200511162114j:plain

童謡「赤とんぼ」の作詩者『三木露風』の生家は、

鶏籠山(けいろうざん)の麓にある龍野城の埋門(うずみもん)の
坂を下ったところに現存する。

f:id:tabibitokun:20200511162141j:plain

明治4年頃から明治22年の間に建築されたものとされている。

露風は明治22年6月23日にこの家で出生し、
6歳の時、両親が離縁し母親は弟を連れて実家の鳥取に帰ってしまう。
露風は祖父の家に引き取られた。
この生家は、露風が母と過ごした思い出が残る大切な場所。
 
 

f:id:tabibitokun:20200511163308j:plain

山田耕作三木露風の詩に曲を付けたのが昭和27年
露風が東京・三鷹市へ移り住んだのが昭和28年。

75歳で亡くなるまでの40年近くを三鷹・牟礼で暮らす。

f:id:tabibitokun:20200511163431j:plain 晩年の露風

この高山小学校の校歌を作詞し、今も感謝されているらしい。
そして露風が眠る墓や赤とんぼの歌碑もあり、
二つの故郷で親しまれているという。
「たつの」の街では夕方になると「赤トンボ」のメロディが流れるが、
三鷹・牟礼でも同じように♪親しまれているようだ。
 

 

f:id:tabibitokun:20200511164837j:plain

 映画のロケ地にもなった 

f:id:tabibitokun:20200511171930j:plain
★第17作 (昭和51年7月 公開)

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
上野の飲み屋で、みすぼらしい老人と出会った寅さんは、気の毒に思い
とらやに連れて来てしまう。
その老人は、日本画の大家・池ノ内青観宇野重吉だった。
世話になったお礼として青観が描いた絵をめぐり、とらやでは大騒動が巻き起こり、
寅さんは旅に出ることに。
ところが兵庫県龍野で、寅さんは青観と再会、市長の接待を受け、
芸者ぼたん(太地喜和子)と意気投合。
しばらくして、ぼたんが、客だった鬼頭(佐野浅夫)に貸した
二百万円を踏み倒されそうになって、上京。
あまりにも理不尽な事態に、憤慨した寅さんは・・・
寅さんと日本画檀を代表する画家の友情は、
シリーズの楽しさの一つである「寅さんとインテリ」のバリエーション。
さらに、気っぷの良い姉御肌の龍野芸者ぼたんは、太地喜和子の好演もあって、
寅さんとピッタリの相性。ゲストとマドンナのバランスが絶妙で、佳作となった。
青観の正体がわかっても、身分の隔てなく、自分のスタンスでつき合う寅さんの魅力。青観のかつての恋人・志乃役で、岡田嘉子が久しぶりに日本映画に復帰した。
↑(以上はホームページ参照)

f:id:tabibitokun:20200511171848j:plain

兵庫県 龍野市本町 梅玉旅館/宴席で寅さんがぼたんと出会う

f:id:tabibitokun:20200511165053j:plain 

龍野公園赤とんぼ荘から龍野橋や鶏籠山を望む

● 

たつの市は南北に長く、南端の御津町の海は、 日本有数の干潟が有名だ。

f:id:tabibitokun:20200511172702j:plain

朝に潮が引くと遠くまで浅瀬が延び、太陽の光が反射する光景は美しい。
★次回は海岸沿い(瀬戸内海国立公園)を記録しようと思う