旅人になりたい

鹿児島の西日本最南端の西大山駅で開聞岳を見、宮崎青島の黄色いポストへ絵葉書を投函した思い出から始まる。

二見浦の夫婦岩と鳥羽

伊勢参りは、まず先に二見浦の夫婦岩を訪れて、

心身を清めてから伊勢神宮へ参詣するのが正しいらしい。

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日の出の夫婦岩の風景は神々しいが、
15時過ぎの夫婦岩は、そんなロマンも感じにくい。
それでも、岩のはるか向こうには、
西の方から差す太陽の光が水面に浮かんで眩しい。
撮影時は逆光線になりかねないので、
アングルを確かめながら綺麗に写そうと試みた。

写真に収めるのも観光の楽しみなので。

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夫婦岩は、古来より日の出遙拝所として知られてきたらしい。
沖合の約700m先には猿田彦大神縁りの興玉神石(霊石)が鎮まり、
そこは降臨する神の依り代であり、
常世の国から神が寄りつく聖なる処と言われてきたという。

 

夫婦岩はこの興玉神石と日の出を遙拝する鳥居とみなされ、
男岩は高さ9m、女岩は高さ4mで、
夫婦岩を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)は、
1本の長さ35mで男岩に16m、女岩に10m張られていて、
その間は9mある。。

海岸沿いの施設内は売店が並んでいる。

ぶらりと歩いてショッピングする観光客が多く、

冷やかしで歩くのも面白い。 

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歩き疲れて、海の見える宿に入る。

宿の名前は海喜園(かいきえん)という。

日が暮れると、湾の彼方に、漁船の漁火がホタルのように輝いている。
夜も伊勢・生浦湾の眺めは素晴らしい。

 

宿が漁師なので魚が特に美味しい。
牡蠣ご飯を2杯もおかわりできて大満足。

 

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これからの楽しみは、温泉に浸かることと夕食の宴。
海の幸が並ぶお膳に箸をつけ、ビールで乾杯。

ああ、喉が鳴る。

 

翌朝も温泉に浸かって体がポッカポカ暖まる。
旅の気分は、ますます高揚する。

 

今日は、鳥羽の観光船クルーズ。

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船場前に海女さんの看板があるが、どう見ても山口百恵みたい。

ずいぶん前の映画だが、潮騒という映画のロケシーンがあったのだろう。

 

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船上に設置された人魚の像

どきり!

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風を切って進む船には、時々カモメが飛んでくる。

そして、イルカ島へ上陸するとアシカのショーがあった。

 

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 なごむ

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 部屋に入るとこんな美人が・・

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旅は気分を変えられる!

2013-11-23 平成25年のことを思い出して書いてみた。