桜を求めて神戸から霧島へ
fot:2015-04-01
神戸を出港して12時間が過ぎた頃に、宮崎の景色が見えてきた。
朝の宮崎港は殺風景だが、桜がきれいな姿で迎えてくれた。
船から愛車を降ろし、宮崎自動車道を走り、高原インターで降りる。
のどかな朝の風景を見ながら、見知らぬ道に不安感を覚える。
犬の散歩をしている女性に道を尋ねて一息。
あの峰の向こうに希望がある♪
右の方向には新燃岳という活火山がある。
今から神々の声が聞こえてきそうな霧島神宮を目指す。
あの高い高千穂峰に沿って山登りはゆっくりとしたペース。
霧島神宮の境内には桜が満開。
坂本竜馬が薩摩への新婚旅行で立ち寄ったとされる
峠の景色が眺められる展望台へ立つ。
閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、
格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれる。
後で気がついたのだが、ここまで歩いて登ってきたが、
この横には駐車場があったのだ(ぎゃふん)
鳥居の下でお辞儀する。
お清めの手酌の作法から入り、2礼 2拍手 1礼・・・
お賽銭の音が静寂を破った、、
ちゃり~ん。
彫り物や絵柄が素晴らしい。
参拝客が多く土産店や休憩所を建て増していた。
神戸より一足早い桜の満開、やはり南国だね。
国歌の詩にある「さざれ石」とはこんな感じ
な~んだ、石か と言うなかれ。
実物も初めてだし、意味も知らずに歌っていたことを恥じている。
日本国民の誰もがそうかもしれない。
霧島神宮の参道で発見した石碑。
こんもりと小さな石が寄り集まっていた。
有難い気持ちになった瞬間だ。
★霧島神宮とは
建国神話の主人公である瓊々杵尊(ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、
創建が6世紀と古い歴史を誇る神社。
最初は高千穂峰と火常峰の間にある背門丘に建てられたというが、
霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返し、
約500年前に現在の場所に移された。
現在の社殿は島津氏第21代当主(第4代薩摩藩主)島津吉貴が、
1715年に建立・寄進した。年間100以上の祭儀が行われ、
中でも毎年元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、
勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている。
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旅のお目当ては土産物が上位にランクされる。
みんな買いたいと食指が・・・
見定めているうちに時間が無くなった、次へ急ごう。