旅人になりたい

鹿児島の西日本最南端の西大山駅で開聞岳を見、宮崎青島の黄色いポストへ絵葉書を投函した思い出から始まる。

松原八幡神社と黒田官兵衛

 

2014.5.15の歴史ウオークを思い出している

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姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる秋季例祭。
姫路・灘のけんか祭りと呼ばれ、
神輿練りのほか、絢爛たる屋台を盛大に練り競う
勇壮豪華な屋台練りが人気を呼び、
海外にまでその名を知られるようになっている。「
初めての人にはおすすめの秋祭りで毎年10月14日・15日に行われる。

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一の丸、二の丸、三の丸からなる3基の神輿をぶつけ合わせる神事と、
旧7ヶ村の絢爛豪華な屋台が激しく練り競う勇壮な屋台練りが行われる。
「松原八幡神社秋季例祭風流」として、
姫路市兵庫県重要無形民俗文化財に指定されている。
また、旧松原村の獅子屋台の太鼓の音は「日本の音風景100選」に選ばれた。

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このけんか祭りは、松原神社の神前に終結して
それぞれの地区自慢の「屋台」(神輿:みこし)をぶつけ合う、
男たちの気迫あふれるダイナミックで絢爛豪華な祭り。
歩きながら最終地点の松原神社境内までたどり着いた。

 

fot:2014.5.15

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神社の景観と言えば、外には蔵屋敷を思わせるようなお手洗い場がある。

祭り屋台の練場から神社内を写してみた。 

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その松原八幡神社黒田官兵衛の繋がり

天正5年(1577)、織田信長の命を受けて中国平定のため播磨に入った羽柴秀吉が、
播磨の諸城を攻略している時、
松原八幡神社と八正寺は秀吉方に属し、別所長治と対立したため、
長治を援助する毛利輝元の軍船が来襲したため、
兵火にみまわれたという。

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また天正9年(1581)、秀吉は松原八幡神社に城南芝原へ移転するよう命じたが
松原の地は由緒ある土地であることを理由に移転を拒んだため
秀吉の勘気に触れ、社領を60石に減らされた(飾磨郡誌)という。
この時、秀吉の軍師・黒田官兵衛が秀吉に懇願し、
松原八幡神社がこの地での存続につながったと伝わっている。

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神社を最後に黒田官兵衛の歴史ウオークを終える。

神社の門を出て、松原村の路地をくぐり抜け行き着いたのは、
姫路おでんの報道取材が多い地元の有名店「澤田店」
終着点のおでん屋さんで美味しい珈琲を飲もうと意気込む。

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気さくで明るいおばちゃんがいるから繁盛するのは当然みたい。
週刊誌の取材が多いので、おばちゃんの出番とばかりに喋るそうだ。

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 2014年3月11日発売の「女性自身」と2014年3月25日号
(光文社発行:特別定価[税込]:390円)に澤田店が登場したとのこと。

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 綴じ込み記事「大河ドラマで話題の官兵衛のふるさと とことんガイド」の中で
掲載されている「ゆかりの6人と旅する姫路」編で、
澤田店の姫路おでんが「姫路のソウルフード」として紹介されていた。

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40万部以上発行されている雑誌に掲載され、今回ついに、
名物女将と一緒に全国区になりましたということだった。笑笑

 

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店の場所は、山陽電車白浜の宮駅を南側へ降りる。

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車道を南へ渡り、階段の下の路地を入ると、澤田店がある。

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いつまでも夫婦仲良く、
美味しいおでんやお好み焼きを焼いてくださいね。

〒672-8023
兵庫県姫路市白浜町甲347-14
TEL.079-245-6355 FAX.079-245-6355

http://oden-sawadamise.at.webry.info/
澤田店のブログもありました。