武家屋敷庭園・特攻平和会館
★JR鹿児島中央駅から知覧方面へ
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JR鹿児島中央駅前には、若き薩摩の群像が建っている
文久3年(1863年)薩英戦争で西欧文明の偉大さを痛感させられた薩摩藩は、
慶応元年(1865年)、15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣した。
幕府の鎖国令を破っての派遣だったので、全員変名を使って、
甑島(こしきじま)大島辺出張という名目で、
慶応元年(1865年)4月17日、串木野市羽島浦から
英国貿易商グラバーが用意した蒸気船オースタライエン号で、
密かに英国に旅立った。
約2ヵ月後の6月21日にロンドンに到着した学生たちは、
ロンドン大学に留学し、帰国後、外交、文教、産業等の分野で活躍し、
日本の歴史を大きく転換させ、新生日本を建設する原動力となる。
ゆっくりと走って約60分ほどで到着。
南九州市知覧町は「武家屋敷庭園」や「特攻平和会館」など歴史的な遺産が残る。
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しっとりとした雰囲気が漂う武家屋敷通りを歩いてみた。
知覧武家屋敷庭園一帯は、国の「重要伝統的建造物郡保存地区」に指定され
7庭園は国の「名勝」に指定されているらしい。
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江戸時代にタイムスリップした気分になれる。
天璋院篤姫ゆかりの地として知られる
総人口に対する武士の比率が大変高い土地だったらしい。
1871年(明治4年)の人口比で武士が26%というから相当高い数字だ。
藩は、領内を区分けして武士を分散させて居住させ、
軍事的な拠点を複数作ると共に農民や漁民を効率的に支配していた。
藩主の居城(内城)に対して、分散させた拠点を外城と呼び、
外城内の領民は有事の際、戦さに参加することになっていた。
それぞれの外城が内城を守る役割を担っていたそうだ。
このような外城は「麓」とも呼ばれ、
現在もその面影の残る「出水麓」、「入来麓」など数多く存在している。
整然とした美しい町並み、母ヶ岳の優雅な姿を借景に取り入れた
武家屋敷の庭園の佇まいが、薩摩の小京都とも言われ、美しい武家町である。
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知覧特攻平和会館へも行ってみた。
太平洋戦争末期、知覧には陸軍の特攻基地が置かれ、
ここから若き勇士が南へ飛び立って行った。
ここには、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品など貴重な資料保存・展示している。
特攻までの時を待ち、暮らした三角兵舎内。
若き戦士の数々の遺品が展示されている。
ボロボロになった当時の戦闘機。
知覧特攻平和会館は、戦争の悲惨さを知ることができるが、胸に詰まる。
特攻の母「鳥浜トメ」が営み、隊員達との交流があった「富屋旅館」。
映画「ほたる」のシーンにも登場した旅館。
今も素泊まりができる旅館として営業している。
特攻隊に感動の涙を拭い、車のハンドルを握る。
そこには広々とした爽やかな緑の畑が現れた。
全国で最も早く新茶が出荷される鹿児島県(かごしま茶)。
中でもここの知覧茶は名が知れ渡っている。
お茶処知覧ならではのご当地メニュー「知覧茶グルメ」。
ドリンクやスイーツ、さつまあげから定食まで豊富なので食べてみたい。
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鹿児島中央駅へ戻る途中に立ち寄った平川動物園
緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生態を観察したり、
動物とのふれあいを通じて、自然保護や動物愛護の精神を学べる 。
像の餌やり時間に間に合ったがよくたべるねぇ。
鹿児島市街地から車で指宿方面に30~40分の所に平川がある。
スポーツ選手が護摩行をすることで有名なお寺だ。
野球の清原とか金本、新井選手などが護摩行に挑戦したテレビ放送もあった。
高野山真言密教系のお寺で広い境内には、本堂の御本尊・不動明王を始め
様々な仏様が鎮座する。
境内の奥にあるお堂には世界一の木造の大財弁天様。
その高さが、なんと18.5メートルもある、世界最大の木造の像です。
遊び疲れてお腹が減った、、 さつま揚げが乗っかってるから揚げうどんかな。
鹿児島中央駅へ戻る途中の景色は南国ムード。
今日はこの辺でよかろうかい。
硫黄島も見える長崎鼻
晴れた日には、硫黄島がくっきりと見える。
ここへ来たのは人生で3度目となるかな。
好きな場所かもしれない。
2016.10.10に見た長崎鼻を思い出して書いてみよう・・
岬の西方は弓なりの砂浜が続き、その端に開聞岳がそびえ立っている。
蘇鉄が自生できる北限地とされ、国の特別天然記念物に指定されている。
秀峰「開聞岳」と東シナ海を眼前に見渡せる大パノラマが広がる絶景。
亜熱帯植物群が生い茂る南洋の楽園・熱帯ジャングルを再現した
癒しのスポットとして観光客に人気がある。
園内には、珍しいサル類や鳥類などの小動物を、
自 然に近い形で放し飼いにしているのが面白い。
あの灯台まで歩くのがつらい。
地面や山肌は溶岩地層のため断層に色の変化が見られる。
そんな自然が、ま近に見られるというのも面白い。
九州の最南端、、、なんと遠くへ来たもんだね。
日本最南端の小さな無人駅
旅行するならどこがいい?と聞かれたら、すかさず九州がいいと答える。
その訳は、きれいな景色、美味しい、歴史が学べる、方言が好き。
まだまだ知らない場所が多いから探してみたい。
とりあえず、ここは指宿。
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JRの日本最南端に位置する小さな無人駅だ。
あたり一面に広がる田園の中にひっそりとたたずんでいた。
目の前には「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳が悠然とそび立っている。
都会では味わえない、その素晴らしい景色を眺めていると、
ホームのベンチに座って、うとうと居眠りしたくなる。
春には菜の花が咲き乱れて絶景なんだろうね。
たった1両編成のディーゼルカーが入ってきた。
今回はマイカーなので、次回はのんびりと乗車してみたい。
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日本最南端の駅というのがいいね。
駅舎も何も無いが、日除けの屋根だけはあったが役にたつかどうか
プラットホームには観光客のために「旅の思い出ノート」が置かれている。
また、幸せを運ぶ黄色いポストがあり、親愛なる人へ手紙を届けるという趣向。
黄色いポストを初めて見たが、黄色いハンカチのような幸せ感がある。
駅前の直売所では観光案内を行っていて、
『JR日本最南端の駅到着証明』の発行や専用絵はがきを販売。
電動アシスト付き自転車のレンタルなどもある。
ここでレンタル自転車に乗ってもなぁ・・ 田園ばかりだし
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右奥のあの木かな?
キンモクセイの木は、手入れされていないようだが、花の香りが好きだ。
指宿は奥が深いなぁ・・
指宿は砂風呂だけじゃない
富士山は有名で誰もが憧れる山だ。
ここ鹿児島では、指宿にそびえる開聞岳が富士に似ているので、
薩摩富士と呼び多くの観光客が訪れる。
南国ののどかな風景には満足する。
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2016.11. 9に見た指宿の旅を思い出して書いてみよう。
暖かく自然が豊かなので、スポーツ選手の合宿場所としても人気。
サッカー日本代表チームのキャンプ地を横目に見て、車を先へ進める。
指宿の鹿児島ロマン街道を走り、瀬平自然公園で小休止。
前方に見えるのは薩摩富士(開聞岳)の姿。
どこにもある撮影スポットから眺めると絵になる。
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そばの池田湖には、イッシーが住んでいるという噂がある。
ニュースで話題沸騰したその昔のことが懐かしい。
実際に写真に収めたという話だったが、その後の発見者はいないのかな。
薩摩半島と大隅半島を結ぶカーフェリーの港「山川」の道の駅でお昼。
fot:16.10.10
漁港とあって魚がめっぽう新鮮で美味しい。
刺身をつつきながら、旅の続きを語る。
砂風呂か食べるか? はたまた珍しい場所の観光かと悩めるコースが多い。
指宿に釜蓋神社という珍しい社がある。
入口から拝殿まで頭に窯の蓋を乗せて、願かけしながら無事到着すると
その願いが叶うということで多くの観光客が押し寄せている。
頭に乗せてバランスをとるのはなかなか難しい。
失敗しても成功してもお賽銭でまた祈願(笑)
釜蓋神社というが、射盾兵主神社(いだてつわものぬし神社)が正しい。
釜の蓋を被るから窯蓋神社と呼ばれても仕方がありませんねぇ。
運転していると見逃してしまいそうな田舎の道。
いくらナビがあっても目印を探すのが難しい。
いろいろと見過ごしやすいスポット、指宿観光も奥が深い~~
鹿屋体育大学で桜見物したり
★鹿児島県垂水市 とある田舎でのこと
3年前の春を思い出して書いてみることにしよう・・
左遠くには指宿の開聞岳(薩摩富士)がかすかに見える。
fot:2015.3.30
桜島の灰をかぶり、白くなった車を洗うが、何度洗っても同じ(笑)
灰は空気状態になっているので部屋にも入ってくる。
前は国道220号で宮崎まで145kmという標識が立っていた。
神戸へ帰る時は、鹿児島・志布志港か宮崎港まで走ろうと思う。
カーフェリーの旅は自由で楽しい。
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↓鹿児島県鹿屋市でのこと・・
★ハッピーウエディング in 鹿児島 fot:2015.3.30
今回の旅の目的は、この結婚式に参列することだった。
結婚式は、いつ見ても幸せ感がいっぱいでいいな。
鹿児島の銘酒と言えば、焼酎の森以蔵。
焼酎で洋食とはこれいかに。しかし美味しくマッチしていた(笑)
ご家族は満面の笑み。
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鹿屋体育大学構内での桜見物
大学校内へ一歩入れば春爛漫、そこは桜の世界だった。
沢山の部があるので、いくつもの体育館があり、
各部の練習の元気な声が聞こえてくる。
学生さんに出会えば気持ち良い挨拶が返ってくる。
さすがアスリート集団! fot:15.3.30
敷地の一番奥に水泳部の50m室内プールを見つけた。
水泳日本選手権に出場する選手たちが、猛特訓していた。
2004年のアテネオリンピックで、
金メダルを取った柴田亜衣選手もここで泳いでいた。
プール入り口に彼女の功績を記すメモリアル碑があった。
近くには、人気のばら園がある。
園内にオリンピックロードという名の付いた道がある。
金メダリスト・柴田亜衣選手の功績がここでも刻まれている。
fot:5.5.29
夕方、鹿屋体育大学近くの「鹿屋アスリート食堂」に入った。
焼酎を飲みながら会話の流れでシステムを聞いてみた。
スポーツ選手たちは管理栄養士に相談でき、
健康管理に効果的な食事ができる。
分析・表示された栄養素をもとに、
選手の 健康的な体づくりに合わせたバランス定食が提案できる。
「鹿屋アスリート食堂」には管理栄養士が在籍しているので、
選手達のみならず、健康に不安のある人の食事、
運動する体づくりのための食事など、
客のニーズにあった定食メニューの組み合わせを提案してくれる。
なかなか良い食堂だね。
バラエティに富んだ観光名所が点在する。
しかし、旧市街はシャッター街の雰囲気が感じられる。
どこも同じだが、新しく道路が整備され、
車で郊外の店へ行く傾向が高くなっているようだ。
郊外へ進出した店は、広い敷地を確保しているようだ。
やはり都会と違って土地の値段がめっぽう安いのかな。
大きな家が安く建てられるだろうが、
住めと言われると遠慮する。
都会の便利さに慣れてしまうとね。
鹿屋高校へ通っていたサンシャイン池崎さん
お腹が空いたので、ちょっとお昼ごはんを食べよう。 fot:16.10.9
カメダコーヒー店の看板が目にとまる。
コメリならぬカメダという名前に反応してしまった。
喫茶というよりもランチの注文が多そうだ。
うまそうな焼きカレー
チーズのかかったハンバーグどんぶり
食パンをくり抜いてアイスクリーム風のデザートにイチゴのトッピング
やっぱりコーヒーも頼まなきゃね。 fot:16.10.9
コーヒーはがっつり濃くて味わったことのない苦み。
味の薄いアメリカンを注文するべきだったよ。
カメダコーヒー店は食べるお店かな?(笑)
おばあちゃんの米寿祝い
★大隅半島ののどかな旅を思い出している
ここは、鹿児島県の大隅半島で、桜島から30分ほどの所にある垂水市。
fot:14.11.24
鹿児島市内から見る写真は多いが、大隅半島からの眺めも見逃せない。
ここは垂水市の丘から北方を眺めた景色。
右は霧島・宮崎方面となる。
つまり、垂水漁港や鹿児島空港方面を眺めていることになる。
fot:14.11.24
この辺りは、汲み上げた清涼水や、焼酎製造の「財宝」社の丘。
財宝は、全国に宣伝販売している有力なブランドになっている。
fot:14.11.24
fot:14.11.24
ワンコインでお腹いっぱいになるランチは大人気で、
客がわんさか押し寄せていた。
重宝していたのだが、久しぶりに訪れると閉店していた。
安い単価が売りだったが、人件費がかかるので閉店したのかな?
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↓ここからは鹿屋市に入る
ここは、NHKBS放送の「心旅」ロケで、火野正平さんがチャリンコで来た所。
荒平天神は、かごしまロマン街道の名所にもなっている。
fot:15.12.3放映
垂水市の南にある 菅原道真公を祀る小さな神社が有名。(鹿屋市)
fot:14.11.23
引き潮になれば島に渡れる。
以前はJR大隅線が走っていた所
古江駅の跡
記念に車輪を保存している
マニアが欲しがる 最後の記念入場券を持っている
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今回の旅の目的は、おばあちゃんの米寿祝いだった。
孫が描いてくれたイラストレーションや
寄せ書きボードは最高のプレゼントになるだろう。
遠方の家族は、なかなか集まれないから良い機会かな。
日南海岸にそびえるモアイ像
★2018.4.8の旅を思い出している
日南海岸は見どころが多い。
鵜戸神宮を訪れた際、少し北上して立ち寄った所は、
太陽と南洋のパーク「サンメッセ日南」のモアイ像。
その敷地内では放牧しているジャージー種の牛が草を食んでいた。
太陽をさんさんと浴びて大自然の中にある放牧地
丘を登ってみると神秘と対話できる風景が現れた。
なんだこれは・・
心と体が、一瞬に地球の一部へと吸い込まれていく。
ラウンドカーに乗り丘の上部まで登ると空気が美味しい。
太平洋の彼方まで、イースター島まで見えるような感じ。
恋人たちの丘では、作家が作ったカラフルな造形の人形が座っている。
その横へ恋人たちが座って、ゆったりと時間を過ごすのだという。
モアイ像の周りには、蝶の楽園、地球感謝の鐘、太陽の階段、天空の塔、
太陽の丘蝶の地上絵、ユネスコ世界遺産展示、動物舎、ウエルカムプラザがある。
どれほど大きいのかと傍で記念撮影をする人が多い。
若い女性たちはモデルになったようにポーズを決め、インスタバエを狙う。
モアイの「モ」は未来 「アイ」は生きる。 未来にいきる
7体の像には意味がある。
右から1番目:学力アップ 2番目:金運 3番目:結婚運 4番目:夢叶う
5番目:恋愛運 6番目:健康運 左端:仕事運
若い女性は、それぞれにタッチしたり、記念撮影したり楽しんでいた。
ちなみに南米のイースター島とは、この位置にある。↑
オランダ人が発見したことによりイースター島と名付けられたという。
発見したといっても以前から人が住んでいたのだろう。
現地の人は昔からの呼び名でラバヌイ=大きな島と呼んでいるらしい。
ちなみに本場では15体のモアイ像が完全修復されている。
なぜ、南米イースター島のモアイが完全復刻で日南海岸に建てられたのか?
この地は、昭和44年に京都の財団法人「一燈園」の青年たちが牧場を作って
和牛の生産を行っていたそうだ。しかし、昭和62年に閉牧した。
その後、地元の村おこしの要請を受けて、昭和8年4月に村おこしと
地球の平和を願いサンメッセ日南を設立したという。
外国人の観光客も多い。
昭和30年代の昔なら、新婚旅行のメッカだった宮崎。
日南海岸も静かに変わってきたようだ。
でも、この爽やかな空気は、ここでしか味わえないので、
絶対におすすめしたいコースだ。
★車でしばらく北上すると、道の駅フェニックスや青島、宮崎市方面になる。
雄大な桜島のふもとをドライブ
★2018.4.7の旅を思い出している
いつもならデッキで名物のさつま揚げうどんを食べるのだが、
あいにく冬のような寒さのため、車の中で着岸を待った。
旅の興味を台無しにしてくれたお天気に当たり散らす。
見る角度によって色んな表情を見せる桜島。
ズームアップすれば山肌のリテールが細部に渡って見える。
しかし、天気が悪く、また近くすぎて何も見えなかった。
フェリーから愛車を降ろして桜島の南コースへ。
224号線、これから大自然の中をひた走る。
その前に、桜島フェリーそばの 日本一長い足湯を覗いてみよう。
本当に長い足湯場だ。
鹿児島市内の方からフェリーが向かってくるのが見える。
平成21年8月完成のモニュメント「叫びの肖像」が人気スポットになっている。
鹿児島出身の長渕剛が24時間コンサートをした場所を訪れる人が多い。
この先には、林芙美子文学碑もあり足を止める人が多い。
ユースホテルや龍神露天風呂などがあるので、楽しめるコースかも。
もし、晴れていたらこのような桜島を ま近じかに見ることができるはず。
有村溶岩展望台から見る桜島の噴火状態。
今年は穏やかかもしれない。
ここからのドライブは海岸線を走るので見晴らしがよい。
国道224号線からの分かれ道地点、220号線に入ると
垂水市(たるみずし)になるが、ちょっと寄り道して左折で北上してみた。
【道の駅たるみず】牛根麓という地点。
ここも足湯が無料で楽しめて、桜島を遠くに眺める場所。
道の駅たるみずは、桜島の見物コースで一休み処として人気。
足を温めていると鼻歌も出てこようというもの ♪
桜島フェリーそばの足湯が1番で、ここは大きさNo.2になってしまった。
軽トラックを改造し、移動アトリエにしているけど、
風土が気に入ったようで垂水市に住み着いている。
絵の放浪旅を楽しんでいるというらやましい人生だ。
この道の駅たるみずでは、新鮮な魚料理が食べられる。
お昼の刺身定食はお手頃だと思う。
桜島の溶岩を細工した花鉢や火山灰で作った石鹸などが珍しい。
真向かいのそば処「岩田屋」のざるそばも食べてみたい。
道の駅を去り、桜島への接点へ戻り南下する。
国道220号線を逆戻りすると海潟漁港が視野に入る。
いっきに視界が開けて青い海が飛び込んできた。
高倉健主演の映画「ほたる」のロケ現場・海潟さくら公園辺りまで来た。
海には漁船やブリの養殖場がきれいに見える。
錦江湾の美しい景色の代表のようだ。
映画のロケ地に選ばれた理由がわかる。
桜島を望む小さな港町・海潟漁港で車を停めて少し景色を眺めた。
この漁港でのテレビ取材が多い。
もっと南下すれば大隅半島コースになる。
素朴だが見どころも多い。
西郷どんのドラマ館や史跡巡り
★2018.4.7の旅を思い出している
JR鹿児島中央駅から近い所に建設されているNHK大河ドラマ館へ行く。
道なりには看板や旗が目立ち、西郷さん一色。
二度目は沖永良部への島流し。(最初は奄美大島へ)
投獄された様子を体験できる牢格子のセットがある。
島津久光からやっと許されて牢から出てきた時は、
飲まず食わずで、やせ細って歩くこともままならなかったそうだ。
島津家の嫡男・斉彬といえば・・
父との意見が合ないことに業を煮やした斉彬は、
領主の座をかけて父に歯向かう。
一発の弾を込め、父と交互に頭へ向けて引き金を引くことになる。
決着をつけようとした斉彬のメリケン銃が展示してあった。
ドラマ館お馴染みの主人公と撮影できるセットに立ってみた。
糸さんと西郷さんとは同じ関西人なので親しみがわく。
明治維新、西南戦争といろいろ歴史の変化をとげながら150年になる。
西郷さんのドラマに夢中だが、今ニュースが入ってきた。
NHKは19日、2020年放送の大河ドラマが戦国武将・明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決まったと発表した。主演は俳優の長谷川博己(41)、脚本は池端俊策氏が務める。
薩摩の歴史すべてがわかる「維新ふるさと館」がある。
観光バスがひっきりなしに到着するので訪れる人が多い。
気温が異常に高かった春なので 桜は散ったが、霧島つつじが美しい。
何処から見ても中央駅の観覧車が見えるので、迷わない。
その傍には西郷隆盛・従道誕生の地がある。
小さな公園に整備されているが、貧乏な薩摩武士といえども敷地は広いものだ。
ここでも野菜を作っていたのだろうか・・ と現実的な思いをえがく。
こんな姿で散歩していたのかな?
歴史家の話によると、愛犬家だが自分の護衛の意味もあったようだ。
180cm以上の大柄な西郷さんは、相撲も強く優しい男だったという。
鹿児島の人たちは、西郷さんと桜島が自慢でとても愛している。
次第に日本国を納めるリーダーとして成長するが、
政治思想にズレが生じて違う道を歩んでしまう。
西南戦争という形で薩摩軍と政府軍に分かれて戦うことになる。
鹿児島の人は、どちらかというと西郷隆盛が大好きなんだろう。
見知らぬ鹿児島市内の道路を運転していると、
至る所に明治維新の頃を偲ばせる印が残っている。
うまいこと信号が赤になり、眼前に建つ銅像をカメラに収めた。
陸軍大将の軍服姿は、上野公園の着物姿よりも恐い感じがする。
いおワールド かごしま水族館
★2018.4.7の旅を思い出して書いてみる
いおワールド かごしま水族館の2階にある大きな水槽は水量1500トン。
まぐろ、かつお、大型のエイなどが悠々と泳いでいる。
魚をみると旅の疲れが回復しそうだ。
水中トンネルを抜けると色とりどりの珊瑚と熱帯魚の水槽がある。
タイミング良くイルカショーが始まるところだった。
選ばれた子供さんがいて、イルカを動かす指示で一斉にジャンプ。
イルカの跳ぶ、泳ぐといった能力を紹介する「イルカの時間」はためになる。
魚かと思えば石に絵を描いている。石アートをやってみたい。
イカやアナゴ、いろんな魚の生態を知ることができる水族館は面白い。
最上階の展望フロアから見る景色。雨上がりの桜島がぼんやり見える。
西郷どんの薩摩・斉彬の仙厳園
★宮崎港から車で鹿児島への旅を始める
2018(H30) 4月5日(木)の夜に、宮崎フェリーに愛車を乗せた。
神戸・三宮 第3突堤から出港(午後7時10分)した。
目覚めれば、4月6日(金)、宮崎・シーガイア辺りの景色が見えてきた
海から見る建造物の景色はきれいだが、今は営業していない。
宮崎港着岸時刻(午前8時40分)
昨夜から低気圧接近で船が揺れ、寝付けず、気分が悪いので朝食は無し。
用意しておいたジンジャエールを飲むと不思議に完治(健康番組の効果かな)
車の出発時間は午前9時すぎ。
★宮崎自動車道→都城インターチェンジ降りて国道10号→
隼人東で一般道路降りる。
そこからは鹿児島空港へ立ち寄る。
ヤマカタヤのレストランで しばしの休憩と昼食タイム。
初めて食べた黒豚はラーメンのチャーシュー、柔らかくて美味しかった。
目指すJR鹿児島中央駅前までだが、途中にぜひ行きたい所がある。
幕末の薩摩を偉大にした島津斉彬の財産ともいうべき「尚古集成館」、
桜島を庭の一部に見立てた美しい景色の別邸・仙厳園に立ち寄る。
これで三度目だが、何度訪れてもいいものだ。
鉄を作るための反射炉跡
島津斉彬は米国・英国の列強から国を守るために奔走した。
その証しが ここ尚古集成館にぎっしりと展示されている。
幕末当時は技術者がいないので、図面を頼りに完成させた武器や文明の利器。
幕府も持たない大砲や銃などの展示が見られる。
背後の山からの水でダムを作り、発電して製鉄所を建設して鉄を作った。
アルコールが必要となると薩摩芋から抽出しそれを利用した。
鹿児島の芋焼酎の銘柄が多く美味しいのは、
薩摩藩を上げて技術を競わせ、研究した成果なのだ。
藩の財政を潤すためにあらゆる蜜貿易をし、莫大な資金を得ている。
薩摩切子グラスは特に目玉になり重宝されたようだ。
戦う時は先手必勝、一撃で相手を叩きのめす戦法がとられた。
大きな声で威嚇するとひるんだところを打ち込む。
島津斉彬はその流派を「自顕流」と命名し、愛好家に伝えられている。
有名な関ケ原の敵中突破の戦法をみても理解できそうな戦い方だと思う。
オーストラリアからの観光客が物珍しそうに「自顕流」の映像を見ている。
薩摩武士の魂を理解できただろうか・・。
日本で初めてガスを灯したのが島津斉彬だと説明を受けたが、
この石灯篭はどうだったのだろうか。
日本庭園は贅を尽くし大きなスケールで美しい。
斉彬の書院
お殿様が毎日散歩していたのなら羨ましいかぎり
上流にダムがあったようだ。
庭園の霧島つつじが満開
雨上がりの庭園からは桜島が見える。晴れなら絶景なのだが恨めしい。
最後の締めは、醤油で甘密の両棒餅(じゃんぼもち)
武士が大小を差しているのを両棒差しとも言っていたことから、
餅に2本の竹串を付けると両棒らしいが、仙厳園の名物餅になっている。
じゃんぼもちというから、大きいのかと思いきや あまりにも小さい(笑)
啓蟄、紅梅が満開。
まもなく暖かい春がやってくるが、桜が咲く頃もひんやりしている。
毎年の花便りにうきうきする。
明石市二見町の御厨神社の境内には、紅白の梅が咲き誇る。
その一角に大相撲の「元 大関琴奨菊関」が植えた桃の木がある。
残念ながら手入れが行き届いていないようで成長に不安がある。
樹木のように そのまま平幕に降下したのも残念の極み。
2022年には部屋の親方になっている。
平安時代の貴族・菅原道真は、
平安京朝廷内での藤原時平との政争に敗れて
遠く大宰府へ左遷されることとなった延喜元年(901年)、
屋敷内の庭木のうち、日頃からとりわけ愛でてきた梅の木・
桜の木・松の木との別れを惜しんだ。
その時、梅の木に語りかけるように詠んだ歌がある。
東風吹かば にほひをこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな