鹿児島福山町の黒酢作り
桜島と真っ青な海とブリの養殖が見える。
NHK大河ドラマ・西郷どんのタイトルバックで最後に映る桜島は、
この地でドローンを飛ばして上空から撮影したものだ。
桜島の噴煙を左に見ながら進むとその先には道の駅「たるみず」があり、
そこで桜島を背にしながら、足湯で疲れを癒やす。
fot:17.8.16
黒酢で名が知れ渡る福山の黒酢壺畑に立ち寄らないと始まらない。
坂元の黒酢は、1つの壺の中で自然に糖化·発酵が進む、
世界でも非常に珍しい製法で造られているらしい。
一般的な米酢が、まず米から日本酒を造り、そこに酢酸菌などを加えて発酵させ、
タンクでの熟成を経て製品に仕上げているのに対し、
黒酢は壺の中に原料を仕込んだら化石燃料を使わずに太陽熱だけで発酵させる。
壺の中で黒酢造りの工程が自然に進行するそうだ。
そして発酵の状態を醸造技師が壺ひとつひとつ丁寧にチェックし、
最良の状態で熟成させ、製品に仕上げるという。
独特の香りとコクがあり、味もとてもまろやかなものになるという。
黒酢は健康になれそうな気になるドリンクだ(笑)
JAXA 内之浦宇宙空間観測所
★鹿児島宇宙センター 内之浦宇宙空間観測所方面へ
今、平成30年(2018)は開設56年を迎えた観測所。
ここ内之浦の地を選んだ糸井英夫博士の功績を讃え、博士の立像が建っている。
fot:14.11.25
鹿児島宇宙センター・内之浦宇宙空間観測所の入場口で、
施設内の見学の受付をする。
思い返せば、NHKの番組「家族に乾杯」で笑福亭鶴瓶さんが訪れている。
その後、NHKBS放送の「心旅」でも火野正平さんがチャリンコで訪れている。
宇宙科学資料館があり、ロケットの仕組みや宇宙研究の歴史が学べる。
ロケット整備塔や発射装置を遠くから眺めた。
打ち上げられた人工衛星・探査機を追跡し、データー受信及びコマンド送信を行う。
大型ロケットの発射場には見本が設置されている。
ま近で見上げる発射台装置はかなり大きい。
スケールの大きな観測所に驚いたことと、
二度と訪れることが出来ないだろうという気持ちが入り混ざって感動した。
発射現場からかなり離れたこの場所は見物する所です。
発射当日は観光客や地元の人たちの車で道路が混雑するらしい。
この高台は見学できる場所で、整備や拡張工事も進んでいる。
発射当日に観光客が見られるチャンスは少ないだろう。
ここ、花瀬自然公園は千畳敷と呼ばれる天然の石畳みが続いている。
花瀬川周辺にはソメイヨシノ、ヤマザクラなどが咲き、フジの名所としても有名。
4月には花瀬公園祭りもあるようだが、再訪は難しいかもしれない。
大隅半島を南下すると佐多岬展望公園があり、本土最南端の地といわれる。
亜熱帯植物の生い茂るロードパークを下って、岬先端までジャングル遊歩道が続く。
縁結びの神社としても有名な御崎神社にも多くの人が訪れている。
ここ大隅半島は、対岸の指宿方面のように派手さは無い観光コースだ。
しかし、錦江湾をはさみ、対岸の薩摩半島に夕陽が沈む瞬間は超絶景だ。
今日はあいにく雲がかかり、美しい夕焼けは見られなかった。
薩摩富士(開聞岳)にお別れをしたひと時だった。
桜島の噴火
★桜島の噴火状態と山の姿は刻々と変化する
05.5.29 この日は噴火していない桜島の姿を撮影できた。珍しく晴天の姿。
fot:05.5.29
2年後は噴火が激しかった。
高倉健主演の映画(ほたる)ロケ地辺りからの撮影
fot:07.5.7
垂水フェリーからの桜島 噴煙は北風にのって・・ fot:08.10.21
秋風が吹いてきた頃の桜島、道の駅・垂水より撮影 fot:11.10.10
晩秋の風にのって噴煙は激しく上がる fot:14.11.16
どど~ん、急に噴火したので車を停車して撮影 fot:15.3.29
穏やかな桜島は珍しい fot:16.10.13
2018の夏は鹿児島市内に降る灰も今年は全く感じなかった。
鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観が、
「東洋のナポリ」と称される。
fot:17.8.18
仙厳園庭と水族館から撮影したが雨上がりで見えない fot:18.4.6
もし晴天ならこんなきれいな桜島
龍馬も訪れた霧島の温泉宿
また訪れる機会があった霧島観光。
以前は、霧島神社から山を下って、海岸までたどり着いたことを書いたが、
今回は逆に国分あたりから霧島連山方面へのドライブコースとなる。
fot:16.10.11
兄弟が揃って写真を写す(一組足りないが)ことは普段無い事で、
また、全員揃って旅をするのは珍しいことかもしれない。
日本最初の新婚旅行と言われる坂本龍馬の足跡を探すが見つからない(笑)
ここは新婚旅行で訪れた霧島の温泉宿の跡で、塩浸(しおひたし)温泉。
昔の事だから道なき道、山深い場所だったに違いない。
京都伏見の寺田屋で刀傷を負った坂本龍馬は、
妻とともに訪ねた薩摩への旅。
塩浸(しおひたし)温泉龍馬公園となっていた。
彼らはしばらく逗留して旅の疲れを癒やしたそうだ。
fot:16.10.12
上野原縄文の森にて縄文時代、9500年前の実りの秋の様子を見たり、
古代人間の営みや地形の変化を見学した。
南九州独特の土器などが見たり、定住化の頃の家屋体験もしてみた。
(霧島市国分上野原縄文の森1番1号)
細い自動車道を国分あたりから霧島連山目指して上がって行く。
鹿児島県では最古の木造駅舎で、国登録有形文化財となっている無人駅。
1903年の肥薩線開通から利用されている駅らしい。
テレビ番組でも人気のある観光スポットとなっているようだ。
週に一度だけ駅弁販売する日があり、すぐに売り切れるらしい。
fot:16.10.12
霧島牧場の休憩所から霧島連山を望む。
初めて出会った広大な地は、空気が澄んでイオンが満載。
ここは霧島だが、エアコンのCMに霧ケ峰♪という涼しさのイメージと同じ。
足湯もできてうれしい。
牧場ではジャージー種などの牛が飼育されている。
そのジャージー牛乳のソフトクリームの味は最高に美味しい。
霧島連山の景色には圧倒された。
二度目になるが、ここまで来たからには霧島神宮に参拝したい。
建国神話の主人公・ニニギノミコトを祀った神社。
朱塗りの印象的な社殿は、1715年に薩摩藩主の島津吉貴が建立したという。
この神社は、パワースポットとして人気があるらしい。
今風に言えばインスタばえと言うが、この時には新語はなかった。
アングルにこだわり撮影する人がいたが、パワーを込めていたのかもしれない。
fot:16.10.13
鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観が、
「東洋のナポリ」と称される。
観光バスの中から写した1枚の写真。
桜島の風景写真は、いろんなものがあるが、
このような場所での撮り方は珍しいのではないのかな。
もちろん自分の発想での撮影だからとても気にいっている。
fot:16.10.13
今回は、鹿児島に1週間も滞在したが、
何度来ても飽きのこない好きな所だ。
また違った九州も堪能してみたいと思う。
そんな贅沢ができるわけでもないのだが、
希望と夢は無料なんだから(笑)
霧島高原まほろばの里
足湯で疲れを取りながら食べた温泉たまごの味を思い出しながら
再びハンドル握り先へ進む。
まだここは高原の位置になる。
坂本竜馬も新婚旅行で訪れたであろうこの道。
魂をゆさぶられるほどきれいな霧島の風景を見る。
日本ジオパークに認定されているエリアとあって、
道行く先々に見たいところが沢山あり、なかなか先へ進めない。
fot:15.3.29
まほろばの里の看板を見たので右折して上へ登る。
レーシングカート、グラウンドゴルフ場、天然芝スキー場などの
スポーツ施設や陶芸体験、ガラス工芸体験など多種多様な施設がある。
天然芝スキー場では、子供たちがソリにまたがり、
坂を下ってスリルを楽しむように遊んでいる。
いいな、若いって。
fot:15.3.29
天然芝スキー場などの道具の用意も沢山準備されている。
ここへ子供を連れてくると、一日中は遊べそうだ。
見てください、陶芸体験、ガラス工芸体験などの入り口には、
まるで信楽の里へ来たように 狸の焼き物が並んでいる。
それぞれがユニークな顔をしている。
ちょうどタイミングがよく芝桜が満開だった。
九州最大級約250,000株の芝桜園「芝桜の丘」のオープン日。
223号線を走り、(山下りという感じ)「隼人」方面へ。
早く山を下らないと目的地までには、夕方になってしまいそう。
でも、欲張って まだまだ見物したいところがある。
★この途中には坂本龍馬が入浴した温泉がある(今度書こう)
鹿児島神宮の大鳥居の前で駐車して本殿へ上る。
初めて訪れた昭和52年の6月は梅雨時でじめじめした気候だった。
境内の隅で飼育していた白馬を見たのが懐かしい。
馬房は何年も過ぎて、今では廃墟と化している。
境内の桜が満開で華やかさを添えてくれたが、
建築物は老朽化して色あせ、霧島神宮のような鮮やかさはなかった。
よく調べてみると大隅地方の一ノ宮とされる神社とわかりました。
全国正八幡の本宮でもあるというから歴史と由緒を感じさせる。
fot:15.3.29
ヒコホホデミノミコト(山幸彦)とその御姫・豊玉姫を主神とし
漆塗りの現神殿は宝暦6年(1756)、島津重年公により再建され、
本殿は木造建築では日本一の広さだということだ。
また、鹿児島神宮に伝わる文書(もんじょ)は
昭和62年3月16日に県の登録有形文化財(古文書)に指定され、
本殿・拝殿・勅使殿は平成2年3月23日に
県の登録有形文化財(建造物)に指定された。
御神馬を先頭に鈴かけ馬が踊る初午祭は全国的に有名な神社。
先ほども書いたが、馬房に白馬は飼育されていなかったので残念。
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★テレビでもしばしば取り上げられる鹿児島の巨大スーパーマーケット
「AZスーパーセンター」は海岸沿いにある。
市内から離れた悪条件の立地で、かつ効率の悪い品揃えにもかかわらず、
よく売れているのは、無駄を抑え、
究極の低コスト経営を実践しているから。
店名はAからZまで何でも揃う店という社長の哲学があるようだ。
風呂釜やだるま、車も販売されている。
お客さんの要望を聞いていたら、何もかも揃ってしまったようだ。
店の横幅が200m、奥行き100mの巨大スーパーに度胆を抜かれる。
さ、夕刻が迫ってきたので、急いで桜島を抜けて、
大隅半島方面へGO!
↑今回の旅コースは3回に渡り霧島編だった
温泉水丸尾の滝&霧島温泉市場
fot:15.3.28
霧島連山の澄んだ空気を吸ってるだけでドライブの疲れが取れる。
この場所は、道の駅「霧島」神話の里公園。
標高680mに位置し、錦江湾、桜島、開聞岳まで一望できるらしい。
惜しいかな鹿児島市方面はガスがかかって見えない。
遊覧リフトやスーパースライダーなどアトラクションも揃い、
道の駅では地元物産の販売、レストラン「ほっと霧島館」では、
霧島黒豚料理などの霧島特産の味覚を楽しむことができる。
ブルーベリーを栽培している観光農園もあって、
高千穂のふもとに広がる、交流スポットとなっている。
ドライブの休憩にはもったいないくらいの場所かもしれない。
山登りは小さな電車で巡るのが人気。
次へ行ってみよう。
温泉水の滝「丸尾の滝」 fot:15.3.28
標高の高い霧島神宮からの国道223号線沿いは、霧島の有名な温泉地帯だ。
丸尾の滝を見物しようと車を走らせるが、土地勘不案内で見当たらない。
狭い道路をすれ違う車に注意しながらカーブを曲がったとたん、
眼前に滝が現れたのは、水しぶきをあげる丸尾の滝!
なかなかスリル満点の滝探しだった(笑)
駐車場も無く、見物人のバイクの横に停止して、ちょこっと見物。
丸尾温泉、林田温泉、硫黄谷温泉の温泉水を集めて流れる珍しい湯の滝。
丸尾の滝は、高さ23メートル、幅16メートルの豪壮華麗な滝だというが、
スケールとしては、かわいいもんです。
秋は飛沫が紅葉に映え、冬には滝から湯けむりが立ち上り、
美しい情景が見れるそうだが、今は桜に囲まれて華やかだ。
山峡に豪快な音と飛沫を上げて落下する乳青色の滝は、
その色だけでも独特の雰囲気を漂わせていた。
次は 少し下った所の霧島温泉市場 fot:15.3.28
卵やトウモロコシなどを温泉の湯気で茹で上げる窯がある。
足湯をしながら、茹で上がった温泉卵の味は格別。
スピードを上げて下っていたら見逃してしまいそうなお店だった。
しっかりと頭の中と目に焼き付けておこう。
桜を求めて神戸から霧島へ
fot:2015-04-01
神戸を出港して12時間が過ぎた頃に、宮崎の景色が見えてきた。
朝の宮崎港は殺風景だが、桜がきれいな姿で迎えてくれた。
船から愛車を降ろし、宮崎自動車道を走り、高原インターで降りる。
のどかな朝の風景を見ながら、見知らぬ道に不安感を覚える。
犬の散歩をしている女性に道を尋ねて一息。
あの峰の向こうに希望がある♪
右の方向には新燃岳という活火山がある。
今から神々の声が聞こえてきそうな霧島神宮を目指す。
あの高い高千穂峰に沿って山登りはゆっくりとしたペース。
霧島神宮の境内には桜が満開。
坂本竜馬が薩摩への新婚旅行で立ち寄ったとされる
峠の景色が眺められる展望台へ立つ。
閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、
格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれる。
後で気がついたのだが、ここまで歩いて登ってきたが、
この横には駐車場があったのだ(ぎゃふん)
鳥居の下でお辞儀する。
お清めの手酌の作法から入り、2礼 2拍手 1礼・・・
お賽銭の音が静寂を破った、、
ちゃり~ん。
彫り物や絵柄が素晴らしい。
参拝客が多く土産店や休憩所を建て増していた。
神戸より一足早い桜の満開、やはり南国だね。
国歌の詩にある「さざれ石」とはこんな感じ
な~んだ、石か と言うなかれ。
実物も初めてだし、意味も知らずに歌っていたことを恥じている。
日本国民の誰もがそうかもしれない。
霧島神宮の参道で発見した石碑。
こんもりと小さな石が寄り集まっていた。
有難い気持ちになった瞬間だ。
★霧島神宮とは
建国神話の主人公である瓊々杵尊(ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、
創建が6世紀と古い歴史を誇る神社。
最初は高千穂峰と火常峰の間にある背門丘に建てられたというが、
霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返し、
約500年前に現在の場所に移された。
現在の社殿は島津氏第21代当主(第4代薩摩藩主)島津吉貴が、
1715年に建立・寄進した。年間100以上の祭儀が行われ、
中でも毎年元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、
勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている。
●以上は、検索で得た内容
旅のお目当ては土産物が上位にランクされる。
みんな買いたいと食指が・・・
見定めているうちに時間が無くなった、次へ急ごう。
武家屋敷庭園・特攻平和会館
★JR鹿児島中央駅から知覧方面へ
fot:11.10.11
JR鹿児島中央駅前には、若き薩摩の群像が建っている
文久3年(1863年)薩英戦争で西欧文明の偉大さを痛感させられた薩摩藩は、
慶応元年(1865年)、15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣した。
幕府の鎖国令を破っての派遣だったので、全員変名を使って、
甑島(こしきじま)大島辺出張という名目で、
慶応元年(1865年)4月17日、串木野市羽島浦から
英国貿易商グラバーが用意した蒸気船オースタライエン号で、
密かに英国に旅立った。
約2ヵ月後の6月21日にロンドンに到着した学生たちは、
ロンドン大学に留学し、帰国後、外交、文教、産業等の分野で活躍し、
日本の歴史を大きく転換させ、新生日本を建設する原動力となる。
ゆっくりと走って約60分ほどで到着。
南九州市知覧町は「武家屋敷庭園」や「特攻平和会館」など歴史的な遺産が残る。
fot:05.5.30
しっとりとした雰囲気が漂う武家屋敷通りを歩いてみた。
知覧武家屋敷庭園一帯は、国の「重要伝統的建造物郡保存地区」に指定され
7庭園は国の「名勝」に指定されているらしい。
fot:05.5.30
江戸時代にタイムスリップした気分になれる。
天璋院篤姫ゆかりの地として知られる
総人口に対する武士の比率が大変高い土地だったらしい。
1871年(明治4年)の人口比で武士が26%というから相当高い数字だ。
藩は、領内を区分けして武士を分散させて居住させ、
軍事的な拠点を複数作ると共に農民や漁民を効率的に支配していた。
藩主の居城(内城)に対して、分散させた拠点を外城と呼び、
外城内の領民は有事の際、戦さに参加することになっていた。
それぞれの外城が内城を守る役割を担っていたそうだ。
このような外城は「麓」とも呼ばれ、
現在もその面影の残る「出水麓」、「入来麓」など数多く存在している。
整然とした美しい町並み、母ヶ岳の優雅な姿を借景に取り入れた
武家屋敷の庭園の佇まいが、薩摩の小京都とも言われ、美しい武家町である。
fot:05.5.30
知覧特攻平和会館へも行ってみた。
太平洋戦争末期、知覧には陸軍の特攻基地が置かれ、
ここから若き勇士が南へ飛び立って行った。
ここには、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品など貴重な資料保存・展示している。
特攻までの時を待ち、暮らした三角兵舎内。
若き戦士の数々の遺品が展示されている。
ボロボロになった当時の戦闘機。
知覧特攻平和会館は、戦争の悲惨さを知ることができるが、胸に詰まる。
特攻の母「鳥浜トメ」が営み、隊員達との交流があった「富屋旅館」。
映画「ほたる」のシーンにも登場した旅館。
今も素泊まりができる旅館として営業している。
特攻隊に感動の涙を拭い、車のハンドルを握る。
そこには広々とした爽やかな緑の畑が現れた。
全国で最も早く新茶が出荷される鹿児島県(かごしま茶)。
中でもここの知覧茶は名が知れ渡っている。
お茶処知覧ならではのご当地メニュー「知覧茶グルメ」。
ドリンクやスイーツ、さつまあげから定食まで豊富なので食べてみたい。
fot:11.10.11
鹿児島中央駅へ戻る途中に立ち寄った平川動物園
緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生態を観察したり、
動物とのふれあいを通じて、自然保護や動物愛護の精神を学べる 。
像の餌やり時間に間に合ったがよくたべるねぇ。
鹿児島市街地から車で指宿方面に30~40分の所に平川がある。
スポーツ選手が護摩行をすることで有名なお寺だ。
野球の清原とか金本、新井選手などが護摩行に挑戦したテレビ放送もあった。
高野山真言密教系のお寺で広い境内には、本堂の御本尊・不動明王を始め
様々な仏様が鎮座する。
境内の奥にあるお堂には世界一の木造の大財弁天様。
その高さが、なんと18.5メートルもある、世界最大の木造の像です。
遊び疲れてお腹が減った、、 さつま揚げが乗っかってるから揚げうどんかな。
鹿児島中央駅へ戻る途中の景色は南国ムード。
今日はこの辺でよかろうかい。
硫黄島も見える長崎鼻
晴れた日には、硫黄島がくっきりと見える。
ここへ来たのは人生で3度目となるかな。
好きな場所かもしれない。
2016.10.10に見た長崎鼻を思い出して書いてみよう・・
岬の西方は弓なりの砂浜が続き、その端に開聞岳がそびえ立っている。
蘇鉄が自生できる北限地とされ、国の特別天然記念物に指定されている。
秀峰「開聞岳」と東シナ海を眼前に見渡せる大パノラマが広がる絶景。
亜熱帯植物群が生い茂る南洋の楽園・熱帯ジャングルを再現した
癒しのスポットとして観光客に人気がある。
園内には、珍しいサル類や鳥類などの小動物を、
自 然に近い形で放し飼いにしているのが面白い。
あの灯台まで歩くのがつらい。
地面や山肌は溶岩地層のため断層に色の変化が見られる。
そんな自然が、ま近に見られるというのも面白い。
九州の最南端、、、なんと遠くへ来たもんだね。
日本最南端の小さな無人駅
旅行するならどこがいい?と聞かれたら、すかさず九州がいいと答える。
その訳は、きれいな景色、美味しい、歴史が学べる、方言が好き。
まだまだ知らない場所が多いから探してみたい。
とりあえず、ここは指宿。
fot:16.10.10
JRの日本最南端に位置する小さな無人駅だ。
あたり一面に広がる田園の中にひっそりとたたずんでいた。
目の前には「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳が悠然とそび立っている。
都会では味わえない、その素晴らしい景色を眺めていると、
ホームのベンチに座って、うとうと居眠りしたくなる。
春には菜の花が咲き乱れて絶景なんだろうね。
たった1両編成のディーゼルカーが入ってきた。
今回はマイカーなので、次回はのんびりと乗車してみたい。
fot:16.10.10
日本最南端の駅というのがいいね。
駅舎も何も無いが、日除けの屋根だけはあったが役にたつかどうか
プラットホームには観光客のために「旅の思い出ノート」が置かれている。
また、幸せを運ぶ黄色いポストがあり、親愛なる人へ手紙を届けるという趣向。
黄色いポストを初めて見たが、黄色いハンカチのような幸せ感がある。
駅前の直売所では観光案内を行っていて、
『JR日本最南端の駅到着証明』の発行や専用絵はがきを販売。
電動アシスト付き自転車のレンタルなどもある。
ここでレンタル自転車に乗ってもなぁ・・ 田園ばかりだし
fot:16.10.10
右奥のあの木かな?
キンモクセイの木は、手入れされていないようだが、花の香りが好きだ。
指宿は奥が深いなぁ・・
指宿は砂風呂だけじゃない
富士山は有名で誰もが憧れる山だ。
ここ鹿児島では、指宿にそびえる開聞岳が富士に似ているので、
薩摩富士と呼び多くの観光客が訪れる。
南国ののどかな風景には満足する。
fot:16.10.10
2016.11. 9に見た指宿の旅を思い出して書いてみよう。
暖かく自然が豊かなので、スポーツ選手の合宿場所としても人気。
サッカー日本代表チームのキャンプ地を横目に見て、車を先へ進める。
指宿の鹿児島ロマン街道を走り、瀬平自然公園で小休止。
前方に見えるのは薩摩富士(開聞岳)の姿。
どこにもある撮影スポットから眺めると絵になる。
fot:16.10.10
そばの池田湖には、イッシーが住んでいるという噂がある。
ニュースで話題沸騰したその昔のことが懐かしい。
実際に写真に収めたという話だったが、その後の発見者はいないのかな。
薩摩半島と大隅半島を結ぶカーフェリーの港「山川」の道の駅でお昼。
fot:16.10.10
漁港とあって魚がめっぽう新鮮で美味しい。
刺身をつつきながら、旅の続きを語る。
砂風呂か食べるか? はたまた珍しい場所の観光かと悩めるコースが多い。
指宿に釜蓋神社という珍しい社がある。
入口から拝殿まで頭に窯の蓋を乗せて、願かけしながら無事到着すると
その願いが叶うということで多くの観光客が押し寄せている。
頭に乗せてバランスをとるのはなかなか難しい。
失敗しても成功してもお賽銭でまた祈願(笑)
釜蓋神社というが、射盾兵主神社(いだてつわものぬし神社)が正しい。
釜の蓋を被るから窯蓋神社と呼ばれても仕方がありませんねぇ。
運転していると見逃してしまいそうな田舎の道。
いくらナビがあっても目印を探すのが難しい。
いろいろと見過ごしやすいスポット、指宿観光も奥が深い~~
鹿屋体育大学で桜見物したり
★鹿児島県垂水市 とある田舎でのこと
3年前の春を思い出して書いてみることにしよう・・
左遠くには指宿の開聞岳(薩摩富士)がかすかに見える。
fot:2015.3.30
桜島の灰をかぶり、白くなった車を洗うが、何度洗っても同じ(笑)
灰は空気状態になっているので部屋にも入ってくる。
前は国道220号で宮崎まで145kmという標識が立っていた。
神戸へ帰る時は、鹿児島・志布志港か宮崎港まで走ろうと思う。
カーフェリーの旅は自由で楽しい。
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↓鹿児島県鹿屋市でのこと・・
★ハッピーウエディング in 鹿児島 fot:2015.3.30
今回の旅の目的は、この結婚式に参列することだった。
結婚式は、いつ見ても幸せ感がいっぱいでいいな。
鹿児島の銘酒と言えば、焼酎の森以蔵。
焼酎で洋食とはこれいかに。しかし美味しくマッチしていた(笑)
ご家族は満面の笑み。
fot:15.3.30
鹿屋体育大学構内での桜見物
大学校内へ一歩入れば春爛漫、そこは桜の世界だった。
沢山の部があるので、いくつもの体育館があり、
各部の練習の元気な声が聞こえてくる。
学生さんに出会えば気持ち良い挨拶が返ってくる。
さすがアスリート集団! fot:15.3.30
敷地の一番奥に水泳部の50m室内プールを見つけた。
水泳日本選手権に出場する選手たちが、猛特訓していた。
2004年のアテネオリンピックで、
金メダルを取った柴田亜衣選手もここで泳いでいた。
プール入り口に彼女の功績を記すメモリアル碑があった。
近くには、人気のばら園がある。
園内にオリンピックロードという名の付いた道がある。
金メダリスト・柴田亜衣選手の功績がここでも刻まれている。
fot:5.5.29
夕方、鹿屋体育大学近くの「鹿屋アスリート食堂」に入った。
焼酎を飲みながら会話の流れでシステムを聞いてみた。
スポーツ選手たちは管理栄養士に相談でき、
健康管理に効果的な食事ができる。
分析・表示された栄養素をもとに、
選手の 健康的な体づくりに合わせたバランス定食が提案できる。
「鹿屋アスリート食堂」には管理栄養士が在籍しているので、
選手達のみならず、健康に不安のある人の食事、
運動する体づくりのための食事など、
客のニーズにあった定食メニューの組み合わせを提案してくれる。
なかなか良い食堂だね。
バラエティに富んだ観光名所が点在する。
しかし、旧市街はシャッター街の雰囲気が感じられる。
どこも同じだが、新しく道路が整備され、
車で郊外の店へ行く傾向が高くなっているようだ。
郊外へ進出した店は、広い敷地を確保しているようだ。
やはり都会と違って土地の値段がめっぽう安いのかな。
大きな家が安く建てられるだろうが、
住めと言われると遠慮する。
都会の便利さに慣れてしまうとね。
鹿屋高校へ通っていたサンシャイン池崎さん
お腹が空いたので、ちょっとお昼ごはんを食べよう。 fot:16.10.9
カメダコーヒー店の看板が目にとまる。
コメリならぬカメダという名前に反応してしまった。
喫茶というよりもランチの注文が多そうだ。
うまそうな焼きカレー
チーズのかかったハンバーグどんぶり
食パンをくり抜いてアイスクリーム風のデザートにイチゴのトッピング
やっぱりコーヒーも頼まなきゃね。 fot:16.10.9
コーヒーはがっつり濃くて味わったことのない苦み。
味の薄いアメリカンを注文するべきだったよ。
カメダコーヒー店は食べるお店かな?(笑)
おばあちゃんの米寿祝い
★大隅半島ののどかな旅を思い出している
ここは、鹿児島県の大隅半島で、桜島から30分ほどの所にある垂水市。
fot:14.11.24
鹿児島市内から見る写真は多いが、大隅半島からの眺めも見逃せない。
ここは垂水市の丘から北方を眺めた景色。
右は霧島・宮崎方面となる。
つまり、垂水漁港や鹿児島空港方面を眺めていることになる。
fot:14.11.24
この辺りは、汲み上げた清涼水や、焼酎製造の「財宝」社の丘。
財宝は、全国に宣伝販売している有力なブランドになっている。
fot:14.11.24
fot:14.11.24
ワンコインでお腹いっぱいになるランチは大人気で、
客がわんさか押し寄せていた。
重宝していたのだが、久しぶりに訪れると閉店していた。
安い単価が売りだったが、人件費がかかるので閉店したのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓ここからは鹿屋市に入る
ここは、NHKBS放送の「心旅」ロケで、火野正平さんがチャリンコで来た所。
荒平天神は、かごしまロマン街道の名所にもなっている。
fot:15.12.3放映
垂水市の南にある 菅原道真公を祀る小さな神社が有名。(鹿屋市)
fot:14.11.23
引き潮になれば島に渡れる。
以前はJR大隅線が走っていた所
古江駅の跡
記念に車輪を保存している
マニアが欲しがる 最後の記念入場券を持っている
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今回の旅の目的は、おばあちゃんの米寿祝いだった。
孫が描いてくれたイラストレーションや
寄せ書きボードは最高のプレゼントになるだろう。
遠方の家族は、なかなか集まれないから良い機会かな。
日南海岸にそびえるモアイ像
★2018.4.8の旅を思い出している
日南海岸は見どころが多い。
鵜戸神宮を訪れた際、少し北上して立ち寄った所は、
太陽と南洋のパーク「サンメッセ日南」のモアイ像。
その敷地内では放牧しているジャージー種の牛が草を食んでいた。
太陽をさんさんと浴びて大自然の中にある放牧地
丘を登ってみると神秘と対話できる風景が現れた。
なんだこれは・・
心と体が、一瞬に地球の一部へと吸い込まれていく。
ラウンドカーに乗り丘の上部まで登ると空気が美味しい。
太平洋の彼方まで、イースター島まで見えるような感じ。
恋人たちの丘では、作家が作ったカラフルな造形の人形が座っている。
その横へ恋人たちが座って、ゆったりと時間を過ごすのだという。
モアイ像の周りには、蝶の楽園、地球感謝の鐘、太陽の階段、天空の塔、
太陽の丘蝶の地上絵、ユネスコ世界遺産展示、動物舎、ウエルカムプラザがある。
どれほど大きいのかと傍で記念撮影をする人が多い。
若い女性たちはモデルになったようにポーズを決め、インスタバエを狙う。
モアイの「モ」は未来 「アイ」は生きる。 未来にいきる
7体の像には意味がある。
右から1番目:学力アップ 2番目:金運 3番目:結婚運 4番目:夢叶う
5番目:恋愛運 6番目:健康運 左端:仕事運
若い女性は、それぞれにタッチしたり、記念撮影したり楽しんでいた。
ちなみに南米のイースター島とは、この位置にある。↑
オランダ人が発見したことによりイースター島と名付けられたという。
発見したといっても以前から人が住んでいたのだろう。
現地の人は昔からの呼び名でラバヌイ=大きな島と呼んでいるらしい。
ちなみに本場では15体のモアイ像が完全修復されている。
なぜ、南米イースター島のモアイが完全復刻で日南海岸に建てられたのか?
この地は、昭和44年に京都の財団法人「一燈園」の青年たちが牧場を作って
和牛の生産を行っていたそうだ。しかし、昭和62年に閉牧した。
その後、地元の村おこしの要請を受けて、昭和8年4月に村おこしと
地球の平和を願いサンメッセ日南を設立したという。
外国人の観光客も多い。
昭和30年代の昔なら、新婚旅行のメッカだった宮崎。
日南海岸も静かに変わってきたようだ。
でも、この爽やかな空気は、ここでしか味わえないので、
絶対におすすめしたいコースだ。
★車でしばらく北上すると、道の駅フェニックスや青島、宮崎市方面になる。
雄大な桜島のふもとをドライブ
★2018.4.7の旅を思い出している
いつもならデッキで名物のさつま揚げうどんを食べるのだが、
あいにく冬のような寒さのため、車の中で着岸を待った。
旅の興味を台無しにしてくれたお天気に当たり散らす。
見る角度によって色んな表情を見せる桜島。
ズームアップすれば山肌のリテールが細部に渡って見える。
しかし、天気が悪く、また近くすぎて何も見えなかった。
フェリーから愛車を降ろして桜島の南コースへ。
224号線、これから大自然の中をひた走る。
その前に、桜島フェリーそばの 日本一長い足湯を覗いてみよう。
本当に長い足湯場だ。
鹿児島市内の方からフェリーが向かってくるのが見える。
平成21年8月完成のモニュメント「叫びの肖像」が人気スポットになっている。
鹿児島出身の長渕剛が24時間コンサートをした場所を訪れる人が多い。
この先には、林芙美子文学碑もあり足を止める人が多い。
ユースホテルや龍神露天風呂などがあるので、楽しめるコースかも。
もし、晴れていたらこのような桜島を ま近じかに見ることができるはず。
有村溶岩展望台から見る桜島の噴火状態。
今年は穏やかかもしれない。
ここからのドライブは海岸線を走るので見晴らしがよい。
国道224号線からの分かれ道地点、220号線に入ると
垂水市(たるみずし)になるが、ちょっと寄り道して左折で北上してみた。
【道の駅たるみず】牛根麓という地点。
ここも足湯が無料で楽しめて、桜島を遠くに眺める場所。
道の駅たるみずは、桜島の見物コースで一休み処として人気。
足を温めていると鼻歌も出てこようというもの ♪
桜島フェリーそばの足湯が1番で、ここは大きさNo.2になってしまった。
軽トラックを改造し、移動アトリエにしているけど、
風土が気に入ったようで垂水市に住み着いている。
絵の放浪旅を楽しんでいるというらやましい人生だ。
この道の駅たるみずでは、新鮮な魚料理が食べられる。
お昼の刺身定食はお手頃だと思う。
桜島の溶岩を細工した花鉢や火山灰で作った石鹸などが珍しい。
真向かいのそば処「岩田屋」のざるそばも食べてみたい。
道の駅を去り、桜島への接点へ戻り南下する。
国道220号線を逆戻りすると海潟漁港が視野に入る。
いっきに視界が開けて青い海が飛び込んできた。
高倉健主演の映画「ほたる」のロケ現場・海潟さくら公園辺りまで来た。
海には漁船やブリの養殖場がきれいに見える。
錦江湾の美しい景色の代表のようだ。
映画のロケ地に選ばれた理由がわかる。
桜島を望む小さな港町・海潟漁港で車を停めて少し景色を眺めた。
この漁港でのテレビ取材が多い。
もっと南下すれば大隅半島コースになる。
素朴だが見どころも多い。